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共感者が多い足フェチ【画像拡大】

足フェチ、尻フェチ、くびれフェチ、おっぱいフェチにうなじフェチなどなど。
この世は様々なフェティシズムであふれている。
「何がいいのかわからない」「俺は何も感じないね」と主張する人がいたとしても、「そうした愛好者がいる」という事実を否定する人はいないだろう。
しかし、意外にもこれらは精神医学では“フェティシズム”とは認定されていないのだ。


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●精神医学が定めるフェティシズムとは?
精神科の診断基準であるDSM-IVでは、「6ヶ月以上にわたって、生命のない対象物に対する強烈な性衝動、妄想、行動が持続、反復する」と定義されている。
つまり、対象が生身の女性の部位であるうちは、“フェティシズム”ではないのである。
さらに、たとえモノに興奮したとしても、その期間が「6ヶ月以内」ならば、やはりフェチ者と認定されないのだ。
精神医学でフェチ認定をしてもらうのは、なかなか難しい。



もし、ここまでの条件に当てはまったとしても、実はさらに条件がある。
「その性衝動、妄想、行動により著しい苦痛、または社会的、職業的な障害を引き起こしている」ことが重要とされているのだ。
まぁ、確かに当人が少しも気にしておらず、親や嫁なども容認(あるいは黙認)しているなら、いくら靴に執着しようが、アニメの美少女に熱をあげようが本人の自由。
他人が口を出すのは余計なお世話だから、当然と言えば当然かもしれない。

●フェチを治療する方法
しかし、中には靴や下着を愛するあまり他人の物を盗む者もいる。
また、親や嫁などが「なんとかしろ!」と騒いだり、当人が自分の性癖に悩んでいる場合は問題だ。
精神医学的にはフェティシズムは“病気”なので、当然(?)、治療法も提示されている。
『臨床精神医学ハンドブック』によると、その方法は「対象に飽きるまで性的興奮を行わせること』と書かれているのだが…。
しかし! この程度で完璧に飽きて「二度と見たくない」なんて思うようでは、“病気”と認定されるほどのフェチではない。
そのため、ハンドブックにも「治療は一定の効果を収めるに過ぎない」と続けられている。
ようするに、「フェティシズムは完治しない」というわけだ。
まぁ、現代日本では必ずしも結婚して子供を作る必要はないし、自身のフェティシズムを活かした職業に就くという道もある。
フェチ者はあまり悩まずにフェチ道を極めて欲しい!

文/月夜