P13・P14

2人と小さな黒猫はササーと子供部屋に飛び込んだ。

頭寄せてヒソヒソ話し合い、「ぼくには見えるのにパパとママは見えないの?」

小さい猫だから見えないの?」

ヒナヒナもハルハルも「どうして~」と頭の周りは?がいっぱい浮かんでる。

「えへん、説明します」と小さな黒猫が話し出そうとすると、「名前はなあ~に」と

2人が同時に聞きました。

「名前?それなあに」今度は小さな黒猫の頭の周りに?が浮かびました。

私はヒナヒナ、僕はハルハル、君は「クロクロが似合う」と同時に言った。クロクロがコックンして決まりました。

クロクロは「エッヘン」して話し始めました。

①ヒナヒナ、ハルハルにしか見えません、存在して存在していない存在です。

②何も食べませんしトイレにも行きませんが、1日3回ナデナデが必要です。

そうすれば長くここにいられます、以上ですニッヤーン。

ヒナヒナ、ハルハルの”?”はそのままですが、嬉しくてウフフです。

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