書き残して起きたいので。

一つずつ。



まず、

3/8、大好きだった父が他界しました。


亡くなる3日前に、これから会いに行くっていうブログを書きました。



このとき、

やっぱり父はちょっと不機嫌で。


病室に入っても、父はなかなか私の目を見てくれませんでした。

お正月に会った時よりもさらに痩せており、

つらそうにお腹をさする姿。

腹水が溜まり、ぽっこりしてしまったお腹。


今までどんな時も、弱音を吐かなかった父が、

「痛い」「苦しい」と小さな声で母に愚痴っていました。



私が初めて見る、父の弱々しい姿でした。



末っ子長女で産まれた私を、とても可愛がってくれていた父。

母曰く、こんな姿を娘に見られたくないっていう思いがあるんじゃない?なんて言っていたけど、多分本当にそうなんだろうな。



私も、気の利いたことが全然言えなくて。

正直、この日のことをあまり憶えていない。


憶えているのは、

娘のフォトブックを見せた時に、

やっとこさ少し微笑んでくれたことと、


最後に父の手を握った時に

目を見て「あぁ、あったかいな」と言ってくれたこと。



そのあと、なんか病室のテレビの電源を入れて角度を変えてあげたりして、「これで寝ながらでも大河見れるじゃーんニコニコ」なんて面白おかしく話し、

「また会いに来るからね」って言って、部屋を出たんだけど、



結局

これが、私と父との最後の時間になりました。






そこから3日後の朝、3/8。

娘を園に送ってすぐのこと。

スマホが鳴って、そこには私の兄の名前が表示されてて、

それを見た時に

「あぁ、その時が来てしまった」と悟りました。



電話の内容は、


父の容態が今朝から悪い

主治医から家族に連絡してくださいと言われた

母はもう病院に向かってるから、

お前も出来るだけ急いできてくれ


みたいな感じでした。



その時はわりと冷静でいられたような気がするけど、振り返ればかなりテンパってたわたし。

思考が止まるというか。

えーーっと、、、まず何をすればいいんだっけ?みたいな。

とにかく一度家に帰り出勤前の旦那と話をし、テキトーに荷物をまとめて再び幼稚園に戻り娘をピックアップ。

その足で電車に飛び乗り地元へと向かいました。



地元へは片道2時間半。

正直、間に合うとは思っていなかったけど、奇跡的に間に合えばと祈りながら向かいました。

なによりも、娘と父を会わせてあげたくて。生きてるうちに。



結局、あと20分くらいで着くぞってときに、母から着信。

あと一歩のところで、間に合わず。

走る電車の中で、涙が止まりませんでした。

娘は、そんな私をじっと見てました。




病室に入り、

眠る父に対面。

電車の中では泣いたくせに、いざ面と向かうと泣けなくて。

嘘みたいで。


なんて声をかけたか、それももう憶えてません。

憶えてないことばっかだな。なんでだろ。

娘も、分かってるのか分かってないのか分からないけど。「じぃじ、ありがとう」と言っていました。

我が子がそばに居ると、しっかりしていなくては、みたいな感情になってしまい。

今思えば、もっとなりふり構わず、おいおい泣けばよかったなぁと思う。



その後、ぞくぞくと兄家族もやってきて。

本当は父のそばにずっといたかったけど、今はその役目は私じゃない、なんて思って。

今後のやり取りで忙しくなる兄や母に代わり、私は集まった甥っ子姪っ子、そして我が子のお守りをしていました。


なんかそうやって、気を紛らわしていたのかもしれない。


子供たちをご飯に連れて行って。みんなに食べさせて。わたしも唐揚げなんて食べて。

父が死んだっていうのに、変わらず子供達に接して。変な気持ちでした。



天気がとてもいい日だったから、空も綺麗で。

いい日に旅だったね、お父さん。

私が到着するの待たずに、さっさと行ってしまうところ、お父さんらしい。



その日は、病院を出てから子供達をとりあえず実家に移動させて、夜ご飯用に兄の奥さんと買い出し行って。

夕方、母が父と共に家に帰ってたので父の布団を敷いたり葬儀業者の方と今後の流れを聞いたり。



とにかく、長い1日でした。


子供達も22時半ごろ就寝。

私も一緒に横になったけど、身体はとても疲れていたのに全然寝れなくて。

部屋で布団に横たわる父が、今にも起きるのではないかと、そんな風に思っていました。



朝起きると、変わらず横たわる父。

やっぱ起きないんだなぁ。


いろんな事情で、葬儀は一週間後。

なので父は安置所に運ばれることになり、

朝イチでお迎えの車が来てしまった。


家族みんなでお見送り。

きっと、もっとこの家にいたかったろうな。

みんなの声が聞こえるこの家に。

お父さんが建てたこの家に。

母のいるこの家に。




ここからの葬儀までの一週間は、

初めてのことがたくさんで、

貴重な一週間だった。

その話はまた次の記事に書きます。



お父さん、天国で何してるのかなー?

きっと楽しいのかな。

だから戻ってこないんだよね。

寂しいけど、向こうにいるであろうおばあちゃんや、愛犬ちょこと、楽しく過ごしていてね。



こっちは大丈夫だからね。