reynonemのブログ

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ノネムとして、小説や詩を書いています。

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ほとんど時間がない中、したためた。
僕の詩は、散文に過ぎない。小説もそれに等しい。
なぜならそれは、日常のあるページを切り取る作業に過ぎないからだ。

地獄に天使       レッドムーン ノネム

僕らは、生まれ落ちたここが地獄だと知っていた。
薄皮をめくられるような毎日の中、君が僕を照らしてくれた。
希望なんて何処にもありゃしない。でもね、戦う為に生まれて来たんだ。
ねじふせられたって、みすてられたって、この命尽きるまで、もやしてる。
悔しいなんて、思ったこともない。それは、負けを認めることだから。
ボロボロの君を見たって平気だよ。必ず救い出す自信があったから。

僕らは、生まれ落ちたここが地獄だと知っていた。
砕け散った自尊心さえ隠したりしない。僕が君を照らしてあげる。
行き場なんて何処にもありゃしない。でもね、帰る場所ならいつだってあるんだ。
ボロクソ言われたって、嫌われれたって、何処吹く風?だから、なに?、気にしない。
むなしいなんて、思ったこともない。それは、君を否定することだから。
ボロボロの僕を見たって心配しないで。必ず立ち上がって見せるから。

僕らは、生まれ落ちたここが地獄だと知っていた。
時流に押し流されて、もみくちゃにされて、君が僕を救ってくれた。
明日なんて信じちゃいやしない。でもね、生きる為に生まれて来たんだ。
そこからケサれたって、ふみ付けられたって、いつものことさって、笑ってる。
うらめしいなんて、思ったこともない。ヒトは、ヒト、さ。理解出来やしないから。
ボロボロの僕らだって平気だよ。そいつが、ありのままの僕らなら。

僕らは、生まれ落ちたここが地獄だと知っていた。
なぜって?それは、僕が居るからだよ。そして、君がいるから・・・

前置き
またまた、戯言をいわせていただきます。俺は、ブリテン ファーストとか、大日本帝国とか、我らこそが偉大なる民族とか言うヤツが大っ嫌いだ。ロシアの増長や中華思想も根っこは同じで侮蔑に値する。
そこにどのような根拠が有ろうと無かろうと、エゴイズムを肯定する為の帰属意識に他ならない。
他者をおしのけてでもトップに立ち独占したいという社会主義の共産国家もキライだが、他人の汗血流した金で、ズル賢く甘い蜜を吸い上げる資本主義の考え方にも嫌悪する。
本文
イギリスのEU離脱について、行くも地獄、残るも地獄、同じ地獄なら、おどらにゃ損、ソン!っと。前日まで、残留派有力と誰もが疑わなかった。それを聞いて落胆していたが、蓋を開けると本性をさらけ出した形、ポピュリズムの大勝利で終わった。ちょっと小躍りして、ガッツポーズを取った。
行くも地獄、残るも地獄。ぬるま湯で生殺し残留地獄より、荒波にもまれて血まみれ離脱地獄の方がイギリスにはお似合いだ。視野の広ーい?人は、何の問題も起きない、長期的な視点に立てば、影響は限定的で、正しい選択でである。とする見方も当然あるが。それは、チョイ眉唾だ。カオスの臭いがしてならない。ロシア、中国、イスラム教国家などなど多くの国々で、高笑いしている姿が、良く見える。
離脱派は、残留派の議員殺しをしでかしたので、いったん影をひそめ、残留派の寝首をかこうと狙っていたわけだ。実にしたたかな国民性であることよ。単に金持ちより、貧乏人の数が勝っただけのことかもしれませんが。
議員のことを代議士とも言います。それは、何かを代弁する人である。何かとは、民意ということになるが、個人に矮小化して言えば、自分の利害関係を代弁してくれる人の事である。敵対勢力の筆頭やキーパーソンを暗殺すると言う考え方は、大日本帝国やナチス党、共産主義国家では、当然の合法的行為であったが、いまだにイギリスでは同じ発想だった?ノスタルジーさえ感じる。
殺された者にも正義はあったであろうが、今回は、殺した側の正義が、官軍となった。大日本帝国が世界戦争に突き進む前のシナリオと似てないこともない。何が起るのか、楽しみである。
本当にイギリスと日本は良く似ている。かつて、日の沈まない国だった大英帝国。日本はイギリスに憧れ、追い越そうと日の沈まない日本を目指した。そのイギリス連合国相手にパイ取りゲームを仕掛けた。旭日旗のもと、イギリスの長男アメリカに2発の原爆の業火に(生きた実験体として)焼かれた日本。軍部も天皇も国民も、あまりに軽率過ぎて今となっては、言葉もないが、それが現実だ。今回の判断は、そうならないことを祈る。
その後、日本は悪運強く、お調子に乗って日の出の勢いでのぼりつめたあと傾き、ぶ厚い雲に阻まれて日は陰ったままだ。イギリスは、英国病に苦しみ深い海の底に沈没することになるが、ドイツほではないにしろ、EUの加盟でちょっとは息を吹きかえつつあったが、この事態だ。
ところで、話変わって長男アメリカの話になるが、やはり気掛かりは、大統領選挙になる。詐欺師がいいのか?強盗の方がまだマシなのか?の選択選挙である。どっちが、どっちかは、言わずとも知れたこと。どっちもどっちだ。
イギリスのDNAを受け継ぎ、ハイブリッド進化した長男アメリカが、お母さんであるイギリスに見ならうのは自然なことだ。
トランプぐらいアメリカのポピュリズムの代弁者として抜きんでた人物は他にいない。なんせ、奴トランプは、あのナチスドイツ ヒットラーの血を継ぐ者だからね。自分が移民なのに、偉そうに移民排除とは、実にナチスらしい物言いである。アメリカは、移民によって、略奪されて出来た国である。自由平等を旨とする国家とは程遠い。略奪を正義とする、平和とは真逆の成り立ちをしてきた。弱肉強食国家だ。だから、官僚国家たる日本は負けた。親方日の丸で太刀打ち出来るはずがない。結果、力でねじふせられた。
トランプは、一皮むけば、ジョーカーヒットラーが顔を出す。どちらも、欲で民衆をコントロールする天才だ。奴の餌で吊られた民意がメジャーとなる日も近いと言うことか?そうなれば、良いと思ってしまう。アメリカはホント好きじゃないから。
脱線したが、気を取り戻して、閉めたいと思う。分析では、残留派は、世界に打って出ようとする、夢や希望を持つ若者や、シティに代表される金融や重工業などの産業経済界を代弁したのに対し、離脱派は、EUの規制に反発したする人、政治政権への不満。懐古主義に凝り固まった人、EUの恩恵には預かれない多くの貧困層が移民流入阻止の保身に走った結果などと分析されているが、それは一因に過ぎないと思う。
離脱派は、裕福か貧困層かに関わらず、様々な複合的不満が怨念となり、感情に突き動かされた者達である。それに対し残留派は、保身、つまりは、今の利権にしがみつこうとしている者達であると言えないだろうか?それは、悪くはないが、理想だけでは収まらないのが現実だ。離脱派は、そんな彼らへのジェラシーや、自尊心に突き動かされて、破壊衝動に訴えただけだとすると愚かな結論と言うことになる。人殺しも辞さない覚悟を持って。口では、ブリテン ファーストとか言って自らを正当化しているが、根底には、社会が抱える格差問題、貧困問題、劣化した社会システムのジレンマ、グローバリゼーションの襲来、政治の停滞、英国病まであらゆる不満不安要素が蓄積され内包している。日本とさほど変わらない。
この格差貧困問題については、世界中に共通してまん延している。宗教問題に転嫁するとイスラム国や、宗派間の紛争問題となる。無限地獄の様相だ。大英帝国が全ての元凶にあると、学者先生達は言うが、それは違う。実は人種も、国籍も関係ない。1番先にイギリスが、リンゴをかじったに過ぎない。誰がやっても同じような答えになっていただろう。1度かじったリンゴの味を人類が手放すはずがない。これらの顛末は、人類の本質的なサガ、本性に他ならない。と俺は確信している。
今回の決断は、歴史的な大転換点になることは間違いないが、これから起こることのほんの小さな始まりの一歩に過ぎない。
いつも思うのです。何万年後、いや、何百万年後でもいい。もし、人類が絶滅していなくて、あんな酷い時代もあったよね。と言っていらればいいのにな、と。どうすればそんな日がくるのか、いつも考えているのです。

追伸
余談ですが、セコイ個人的なことを言わせて下さい。これでやっと住宅バブルが弾けるであろうロンドン市民の皆さん、おめでとうございます。これから大損するであろう人、1夜にして何兆円も消えて無くなった人々、年金が目減りした多くの人には、お悔み申し上げます。これでぼろ儲けした人も大勢いるからプラマイ0なのかな?変な社会だ。
実は買ったばかりの充電式ドライバードリルセットなどの充電式工具類をごっそとり高価なモノばかりを狙い撃ちで盗まれました。トッホッホッ、厳重に保管していたにも関わらずです。一瞬のスキを突かれました。被害額は、プロ用の正規ルート調達品で、最新最高グレードだったため、15万円を超えました。屁みないな額で本当にすみません。それでも俺的には、一瞬、気分がちょこっと悪くなりました。マンション1軒分のケーブルが全てぬすまれた事もありましたが、これはさすがにショックでした。その時は被害金額が半端じゃないので、警察呼びました。奴ら、なんの役にも立ちませんけどね。保険でカタ付けるので書類作るのに呼んだだけです。
まっ、俺としては、腰道具だけあれば、すぐに取り戻せるので、被害と言うほどの事ではないのですが、気分は悪いです。本当に価値があるのは、道具じゃなく、それを使いこなす技量でしょ。たかが金ぐらい、人に迷惑掛けずに稼ぎやがれ!盗人ども!
必要となれば、経費で落とすだけのことです。とは言え、俺の懐に影響ないだけに腹が立つ!
気分を害された方、おられたでしょう。すみませんでした。そもそも、こんな下手な文章誰も読まないから居ないでしょうが。社会にダニは付き物、奴ら何を考え、何のために生きているんだ?そんなことを思ってしまいました。
腐った日本の片隅にてモノ思う。

 

2016 6.11  昨日は、記念すべき日となりました。
始まりは、3.11の大震災の前年の夏にまでさかのぼります。その年は、記録的猛暑の年でした。日付は、8月18日だったとおもう。
いつもにも増して仕事に行き詰まり、休養中つまり俺は、失業していた。さて何をしようかと思案にくれていたところ、新規事業のプロジェクトに参加しないか?との応募に申し込んだところ、一緒にやろうということになった。
その当時のことを、今でも鮮明に覚えている。この社会に失望していることは、昔からだから、少々のことではおどろかないが、面接に行った時のインパクトは強烈であった。
おんぼろプレハブ倉庫の一室で、物置兼キッチンみたいな所で、話し合いが行われた。その内容は、博打のようなものだが、当時専務だった、今の社長の未来に突き進む意欲だけは強く感じられた。はらをすかした野獣のそれである。
野心も牙も隠さない潔さが俺の信頼を得ることとなった。引き戸一枚隔てて事務所だったが、ギュウギュウに押し込んだ机と男達の静かな闘争心は、手に取るように測れた。いわば同類の持つ波長のようなものだ。ピンと張り詰めた緊張感と臨戦態勢の平常心。
その1週間後の8月18日に入社してから、俺たちは、負け続けた。ズタズタのボロボロはずだが、這い上がってきた。失敗の中から活路を見つけ出してきた。気づけばたった2年で、新築の広々とした事務所に引越ていた。その点だけは、当時専務の言った通りとなった。
しかし、所属新規事業部で、生き残った兵隊は俺だけだった。各事業部は、子会社化細分化され、独立採算制へと移行した。本社本丸を守る為だ。消えてなくなった事業部もその中にはいくつもある。俺は、本社社員として汗をかくこととなった。専用のデスクも用意され、新築の社屋は、俺を更なる戦場へ駆り立てるに十分なご褒美だったのかも知れない。その当時は、特別な感傷も起こらなかった。本社扱いではあるが、特別扱いにはならない。やってる事が変わっても新規事業であることに変わりないので、いつ潰れるのか、毎日が勝負だったせいもある。一人深夜に帰社し、手を合わせ、今日の無事とまたここに戻ってこられますようにと、感謝の祈りをした。今でも変わることはないが。
そして、数年後の今日、2016 6.11に以前の3倍の広さはあるだろう2度目の新築オフィスに引っ越してきた。
通常業務を早めに終え、19時に帰社した時は、みんな慌ただしく引越のセッティング作業や、荷物の整理に追われていた。
俺は、新社屋未施工部分である外溝回りの電気関係の施工打合せを済ませてから、段ボールの書類を引き出しに押し込み、相棒のPC回りの設定を行い、運転テストを繰り返して、業務に問題がないことを、確認してから、その相棒を磨き始めた。新品のオフィスやデスクに使い倒しているパソコンの汚れが気になって仕方がないからだ。以前の社屋なら気にならない汚れもここでは目立って仕方ない。相棒が新品当時の姿に戻るのに1時間も掛かってしまった。おまけにシステムもウインドーズ10に更新されてしまった。これは、良からぬハプニングであるが。特に支障はない。
同僚達は、飲み会に雪崩をうって出ていったが、お誘いに笑って応えて見送った。「ねー10時まで、飲もうよ」とさそわれたが、10時ですむはずがない。午前様なら上出来だ。明日も俺は、バトルファイトだ。
誰だって、何もかもが新品の世界に包まれるのは、気持ちがいい。よって、気持ちも上がって来る。どの顔も笑顔だ。なー寒くねー?さみーよな?と連発する者もいたが、猛暑の昨今、贅沢な悩みかも知れない。確かにマシンルームなみのオーバースペックな空調システムだなと思った。俺の席は、幸いなことに、4台の天カセに囲まれてはいるが、センターに位置していて、どこからも最も遠い位置にあった。シメシメとつぶやく。まっ、ほとんど居ないのだけれど。
6.11  昨日は、特別な日となりました。こんな日が来るとは、実のところ予想すら出来ませんでした。もし、生き残れたら、それはそれですごいことだよね。と冗談では、言っていましたが。

 毎日、毎日、仕事と追いかけっこをしている。トラブルが僕の飯の種だから、考えて、考えて、動き回って何とかその日をやりすごす。そして、限界まで行ったら潰れるように眠りにつく。その繰り返し。
 嫌じゃないから、やってられる。どちらかと言えば好きなんだろう。それって、幸せなことだと思う。しかし、そのことと引き換えにしている犠牲は、小さくないことも知っている。
 でも、そうやって生きて行くしかないから、そうしている。幸福なる囚人と言うべきか?
この場をお借りして、日々、思いつくままに、つぶやければ良いと思うのです。足跡のような、はい回った痕跡のような・・