フィンランドの狙撃兵シモ・ヘイヘの伝記
第二次世界大戦時、ソ連はフィンランドから砲撃を受けたとして冬戦争が始まる。実際は、砲撃を受けたというのはソ連の自作自演でフィンランドへ侵攻するための大義名分であった。
国境付近の農夫であったシモ・ヘイヘは自分の国や土地を守るために軍へ入隊。入隊後、射撃の才能があることが分かり、狙撃兵となる。
シモ・ヘイヘの公式戦果は542人にものぼる。記録にないものを含めたら一体何人になるのだろうか。
また、ソ連軍との戦いの中で負傷して逃げる敵兵をシモ・ヘイヘが狙撃する描写が何度かあった。
この戦果や描写を見ると、シモ・ヘイヘが狂信的な人物かなにかであったようにも思えるが、彼は単に自分の祖国や土地を守るために自信の義務を果たすため、軍隊での命令に従っていたに過ぎない。
ただ、当時の突撃型の戦術やシモ・ヘイヘの狙撃技術が高かったゆえに戦果が大きくなった。