二日目は一日中グランドキャニオン。


滞在しているホテルからバンでピックアップされ(7時50分)

ルクソールホテルで大きなバスに乗り換えて

南東に約40分くらい走ってボルダーシティ空港到着。

ここはラスベガスと同じくまだネバダ州。



実はここから小さいセスナ機でグランドキャニオンへ行くのです。

今回2度目なんだけど(21歳くらいの時に1度目も母親と行った)


飛行機小さいとものすごく揺れるから乗り物酔いをして

あまりいい思い出がないのよね。

母親はも母親の友達も吐いてたし・・・


今回は妊娠してるから乗り物酔い止め薬も飲めないし

レックンも心配になってきた・・・




もっと若いころは高いところとか危険なことをお金払ってでもしてきたんだけど

(バンジーとかさ、スカイダイビングもやったな)


30代に入ってからさ、もうだめなのよね、恐くて。

前大丈夫だったものがどんどんだめになっていくよ・・・




Rexy the King in LA
バスで一緒だった人の中でもヘリコプター遊覧の人とかいたよ・・・えー無理無理!



チェックインカウンターで各自もともと申告してあった体重のチェック。

わたしはレックスを抱っこしながら計測。


飛行機が小さいとさ、体重も影響あるんだね・・・

そして係の人がひとりひとりの席を決めてゆく。


何かあった時の非常用出口は英語達者な人だけみたいで

夫は2席あるうちの1席あてがわれる。



Rexy the King in LA

これがどうやら乗る飛行機。 ちいさっ!



今グーグルったら

シーニック航空。

1967年に設立され、グランドキャニオン遊覧飛行のパイオニア的存在。

只今16機保持。


設立以来今までセスナ機の人身事故5件。 んん?多い?どうなの? 

って乗客みんな亡くなってます・・・


噂ではGC遊覧は一年に一回は事故るという・・・ (他の会社や個人、ヘリも含めてね)


恐い恐い。




Rexy the King in LA
乗りこむ父。 ああ、無事にまたこの地を踏めればいいね。



機内は・・・物凄く狭い。


一番広いところで1列2席と無理して人がひとり通れるくらいの幅があってもう1席。

パイロット・CO-パイロットと乗客16名。


若い日本人カップルと日本人親子3名、中国人女性ひとり、国不明アジア人男性ひとりがわたしたちの前に座ってて後ろにはオランダ人カップル、アメリカ人カップル。


日本人が多いな。日本人ってどこにいってもやっぱり多いな。

グランドキャニオン好きなんだろうね。



Rexy the King in LA
コックピット近っ! ヘッドフォンをすれば多国語で優雅な音楽と解説が。




グランドキャニオン・サウスリムまで1時間のフライト。

ながっ!


現地ではまたバスで観光ポイントをまわるので

大体3時間くらい向こうで滞在予定、ランチ含。




プロペラが廻る。

ものすごい音。

テイクオフ。 

揺れる~~~~~~~Y(>_<、)Y


抱っこしてたレックスがすごい力でしがみつく。

ふえ~んって心細い声をだしてるよ・・・


本当はわたしも恐いけど母は恐がっていられないな。

大丈夫大丈夫、とお茶を飲ませたりスナックあげたり。


揺れる揺れる。


ジェットコースターでぶわっと下がる感じが何度もある。


暑いし!!



だんだん下界がそれっぽくなってくる。



Rexy the King in LA
それっぽい風景



ここであまり下ばかりみたり写真をとりまくると気持ち悪くなるので

下を見たい衝動をおさえて私は必死に前をみる。



まだ30分もたたないうちに後ろのオランダ人女性がエチケット袋を片手に吐きはじめる・・・

わかるわかる、わたしも気づかないようにしているけど段々気持ち悪い。


レックスは爆音と激しい揺れの中すぐに腕の中で眠ってくれたので助かった―


しばらくすると母もエチケット袋に手が伸びてる・・・!

薬飲んだくせに~~~

そして今度はオランダ人男性の方もげーげー始まる。


みんな思い切り聞こえてるけど聞こえないふり。

それにしても空気も悪い・・ 


早くついて~~~涙



あと15分で到着という頃

急にレックスが起きて乾いたせき込みかたを何度か。

もしかして吐きたいのかもと思ってあわててエチケット袋をあてると

ちょっぴり吐いた。 さっき食べてたシリアルの匂いがした。


話せないレックンの異変に気づき、吐く前に袋をちゃんと出して

きれいにしてあげた私って「ちょっとやるじゃん、ママとしてまずまず合格だな」

なんてあんな緊迫した状況で思ってみた(アホだな)


てか、レックンかわいそ~~~


今さらながらまだ2歳前なのにこんな大人でも辛ーい体験を

させてしまってものすごくかわいそうになった。


この子は強い子になりそうだ。

(ポジティブ)



長い地獄のようなフライトを終えてやっとグランドキャニオン到着!

みんな早くついてくれと願っていたようで

降りる頃には変な一体感が生まれていた

(一緒に戦った同士みたいな←座ってただけなのにね)



Rexy the King in LA



お天気は残念ながら曇りだったから

一度目に来たときみたいな圧倒される感じは

前回と比べると少なかったけど

やっぱりすごいよグランドキャニオン。




Rexy the King in LA


見渡す限りこんな感じ。

全部昔々は海底だったんだってよ。

一体どういうことだ?!



Rexy the King in LA


夏になれば谷底までハイキングとか人気。

ただし過酷。




Rexy the King in LA


レックンは飛行機降りたら元気になってくれてよかった~




Rexy the King in LA

ここでもモンキーハーネス活躍。


気温は雪も見えるけど寒いよ~




Rexy the King in LA


そうそう、現地に行くまで知らなかったんだけど

バスでも現地でも日本語のガイドさんがついてたから

両親にはすごく助かったと思う!


そっかー、だから日本人が多かったんだ。




ランチを食べたり

そこらへん歩いたりみんな思い思いの時間を過ごして

あっという間に帰る時間!!



みんな口々にやだなー長いなーって言ってる。


でもね、飛行機離陸しても

あれ?なんか今回は大丈夫な感じ?

体が慣れたのか、それとも行きみたいにガチガチに緊張してないからよかったのか

気持ち悪くもなく、リラックスして帰ることができました。


それはみんな同じ見たいで

みんなそれぞれ爽快な顔。


ところが後ろのオランダカップルだけはふたりしてまたげーげーやってたよ(。>0<。)



帰りは夫がレックス抱っこしてたし(終始寝てたしね)

わたしは写真たくさんとれました~


やっと余裕ができてカメラのモードをいじれたので

もっと鮮明にとれることができたよ



Rexy the King in LA

Rexy the King in LA



Rexy the King in LA


Rexy the King in LA



一時間ずーっとこんな風景でさ

こんなものすごいことが日本と同じような面積でおこってて

アメリカの中心のいろんなところで物凄い自然がある。



こりゃーアメリカにはかなうはずがないと(いや、別に競ってないけどさ)思ったね。


果てしない、この国は。


やっぱりなんだかんだ国土を持ってる国はすごいわー


こんな大自然を目の前にしちゃうと

小さいことで悩んだりすることが本当に無意味だな、と思ったりする。



レックンは小さいから何も覚えてないだろうから

大きくなったら勝手にもう一度来てください。


もうママは飛行機恐いから2度と来ません!

たっぷり見おさめさせてもらいました~




Rexy the King in LA


生きて帰ってこられてよかった~。(´д`lll)




ペタしてね

あ、3日目はだらだら歩いて観光しただけで

帰ったのでベガス編はこれで最後です。



Rexy the King in LA

ホテル・ベネシアンのゴンドラ。 これホテルの2階だよ~



Rexy the King in LA