今週火曜日、予定通り羊水検査へ。
夫が仕事でテネシー州出張になってしまったので
LA滞在中の父・母とレックスと行ってきました。
羊水検査を受けなくても今さまざまな血液検査でスクリーニングテストがあるけど
DNAで検査して一発で染色体異常(ダウンシンドロームなど)がわかる羊水検査をわたしたちは選択。
しかも日本でレックス妊娠中に羊水検査について聞いたら一泊入院して10万円以上費用もかかると聞いて2万円でクアトロテストをしたのだけど、こちらのわたしの保険だと全額保険がきくのでやるしかないでしょー
いつもわたしを見てくれる産婦人科のドクターではなくて
今回は羊水検査のスペシャリストのドクターなので初めてのオフィス&ドクター。
黒人のおもしろいおじさん先生でした。
オフィス入室は妊婦とひとりだけだったのでわたしと母。 父はレックスのお守。
部屋に入るなり「さて、妊婦はどっちだい?」なんてジョークで始めるのは
アメリカ人ドクターのお約束でしょう(笑)
しっかりと検査のリスクと何がわかるか、DNAの何番に異常があると赤ちゃんは育たないとか、流産してしまうとか、ダウンシンドロームになるとかわかりやすく説明。
しかもDNA検査なので性別も100%でわかるんだって~
そのあと診察室に移動して超音波検査。
いつもよりも念入りにいろんな角度から見て大きさも細かく計測。
そしてそして~
性別判明!
立派なものがついていて
男の子でした~~
もう、完全に完璧に、間違いないみたいよ。
何度も何度も一物をみせられて、「おとこのこ」って日本語でいってたもの。
えーえーえー
すっかり女の子だと思い込んでた私。
ちょっと驚きを隠せない。
だって今回の妊娠はすごく経過が順調で
これはすごくいい子で育てやすい女の子だと思ってたのよ~
女の子の服を選ぶの楽しみにしてたのになあー
というわけで、レックスとちょうど2才と1カ月違いの弟ができることになりました♪
こんなに年の近い兄弟だったら喧嘩もするだろうけど
仲良く育ってくれるでしょう。
ママ好きの男の子ふたりでも(勝手にママ好きだと仮定するけど)
かわいいでしょう~~~
とりあえず全ての臓器やサイズは今のところ問題なし。
よかった~~~
さてさて肝心の羊水抽出。
超音波で羊水の量、赤ちゃんの向きや場所などを確認。
注射をするときに良く塗るオレンジの液体をお腹いっぱいに塗られ
まずは局部麻酔。
ちく~~っとした。 結構長い間。
「これを乗り越えれば楽勝よ」なんてナースに言われるも
次の羊水抽出の時は何とも言えない圧力をお腹に感じて
気持ち悪かったよ~ わたしはこっちの方がいやだったな。
「Are you okay?」って何度もナースに聞かれたから
よっぽどしかめっ面をしてたんだろうな。
赤ちゃんのCell(細胞?)入りの黄色く濁った羊水、結構の量とりました。
結果は1週間後、いつもの産婦人科ドクターから電話があるってさ。
検査結果、ドキドキです。 結果によっては・・・どうしましょうか。
超音波をしながらドクターとナースに地震のこと、津波のこと
出発2時間前の成田空港で被災して一泊寝袋と非常食ひとり分をふたりでわけあった経緯、
成田からの交通マヒで埼玉の実家を確認する暇もなく、LAに飛び立ったこと
などなど説明しました。
でもやっぱり言われたのが
こんな災害がおきても暴動もなく、秩序をまもる日本人にはほんとうに驚くということ。
日本人のわたしたちからしたら
こんなときに日本人が暴動をおこすわけがない。
それにしてもちょっと驚いたのが
羊水検査後は3日間重いものをもっちゃだめ(子供ももちろん含め)、買い物もしちゃだめ、クッキングもしちゃだめ、家事もだめだと言われました。 ちゃんと安静にしてるようにと。
ええええー アメリカ人ドクターが駄目だっていうんだからよっぽど駄目なんだろうな。
だから日本では入院なのか。
この後ショッピングに行こうと思ってたのに中止。
次の日はディズニーランドなんてものに行こうと思ってたのに全然だめでしょう。
羊水が流れ出てきたり出血があったりしたらすぐに連絡するように言われました。
夫が出張中。 両親がいてくれて助かった―
最近急にわがままになって魔の2歳児フライング気味なので
面倒みてもらおう。
わたしのアメリカでの羊水検査体験こんな感じでした。
どんなテストだろうってずっと思ってたので記録しときます。
毎日毎日ローカルと日本のニュースを見て両親と衝撃をうけています。
余震の恐怖もない暖かいこちらでぬくぬくと過ごしている自分たちを思うと罪悪感が襲ってきます。
ささやかだけどちょっとずつ義援金送ってます。
みんな、ごめんね。日本は絶対また復活するよ。そう信じてます。