こちらへ何度もコメントをいただいていたyue少納言さん が、旅立たれました。
しばらく、何も書けない、と思いました。
悲しくて悲しくて。
でも、のほほんさんのブログの言葉を読んで、今の気持ちを書かなくちゃいけない、と思いました。
>みんなと一緒に肩寄せ合って泣きたいです。
>みんなと一緒にyue少納言さん頑張ったねと言ってあげたいです。
>実際には出来ないけど、こうして記事にすることでみんなと一緒にyue少納言さんを偲び、泣いているように思えます。
yannさん、きゃんべる。さん、すみさん、そのほかにもたくさんの方の言葉を拝見しました。
私も、一緒に偲ばせてください。
まとまりのない文章になると思いますが、お許しください。
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何度も訪問させていただいたyue少納言さんのブログに「旅立ち」の文字。
信じられませんでした。
今でも信じられません。
信じたくありません。
yue少納言さんとやりとりをさせてもらうようになって、まだ2ヶ月も経っていません。
初めてコメントをいただいたのは5月18日のことでした。
(私はそれ以前から、yue少納言さんのブログを覗かせていただいていましたが・・・。)
もちろん、お会いしたこともありません。
でも、ずっと前からのお友達というか素敵な先輩、というような、そんな存在になっていました。
私の中で、とてもとても大きな存在になっていました。
yue少納言さんのブログへもコメントしたことがあるのですが、「yue少納言さんと一緒にご飯を食べる」夢を見たこともあります・・・。
実際にお会いしたことはありませんが、yue少納言さんの毎日更新されるブログとたくさんのいただいたコメント。
最後まであきらめずに最善の道を探し続ける勇気、本当に本当に強い家族の絆、あたたかい聡明なお人柄、そしてとても明るく笑顔が素敵な方だと思っています。
暗くなりがちな自分にとって、yue少納言さんのブログにどれだけ勇気付けられたことか!!
みなさん、同じことを思っていると思います。
私はこの事実を知っても、普通に一日を過ごし、普通に家族と話し、普通にご飯を食べて、普通に一日が終わります。
ただ、何をしていても、yue少納言さんのことが頭から離れません。
「全く別の2つの気持ち」が頭をぐるぐると回っています。
1つ目のこと。
ごめんなさい。
こういうことを書くべきではないと思うのですが、書かせてください。
正直、こわい、と思いました。
実際は想像よりも辛かったことと思いますが、つい最近まで私たちに話しかけてくれていた。
ほんの1ヶ月前に、北海道旅行を楽しまれた。
ほんの1ヶ月前に、素敵なお誕生日を過ごされた。
ほんの数日前、まおたんの「むしさんおんど」がどんな踊りなのか「ないしょ」にされながら楽しみにしていた。
発病も同時期、違う病気でも同じステージ、実際今マーカーが上昇している私。
でも、普通に生活している私。
自分の「そのとき」が来るのは、1ヶ月後かもしれない。
「そのとき」自分は強い心を持ち続けることが出来るのか。
もちろん、人それぞれ、yue少納言さんが楽しく話しかけてくれながらも、実際はどれだけ深刻な状況だったかは分かりません。
分かっています。
比べることはできないし、比べるものではない。
でも、考えてしまうのです。
2つ目のこと。
本当に、「ちょっと入院すれば息切れが改善して、自宅へ戻ってくる」と思っていました。
yue少納言さんも、そう思っていたように感じられる彼女自身の最後の投稿でした。
それまで、体は本当に辛かったことでしょう。
精神的にも辛かったことでしょう。
でも、最後まで明るく前向きな気持ちが伝わる言葉。
「直前まで勇気を持って、毎日を大切に過ごそうと前向きに生きられる」そんな可能性を教えてもらったような気がします。
もちろん、それはyue少納言さん自身の気持ちの持ち方、ご家族の強い絆があってこそだと思いますが、可能性は誰にでもありますよね。
それと、このようなことをおっしゃっていました。
やりとりをする前に覗かせていただいたとき、この言葉に強く惹かれました。
(いくつかyue少納言さんのブログより引用させていただくことをお許しください。)
>がんと「壮絶」に「闘い」たくはないのである!!!
>もちろん、がんのせいで早くに命を落とすのはイヤだけども。
>なるべく長い期間、抗がん剤などでがんの成長を抑え、元気な日を一日も長く過ごしたい・・・・
>という思いであって、「闘いたい」わけではないのだ。
yue少納言さん、本当に早すぎました。
ただ、私も同じ気持ちです。
(最善の治療や方法を探すのは「闘う」こととは違うと思う。)
私はまだ、あなたのような強い気持ちやあたたかい心を持ち合わせてはいないけれど、いつかはなれるように。
そして、最善の治療に立ち向かいながらも、元気な日を一日も長く、出来るだけ笑顔で一日一日を大切に過ごしたいと思います。
私の生きる指針が、また一つはっきりとしました。
書きながら、「2つの気持ち」のうち、今は「2つ目のこと」が大きくなっていることに気付きました。
yue少納言さん、最後にいただいたあなたのコメントは「また旅行行くぞ!」でしたね。
私が元気で旅行にいけるときには、いつもあなたのその気持ちを一緒に持たせていただきます。
yue少納言さん、本当に本当に、ありがとう。
あなたのことは決して忘れません。
2ヶ月ほどの短い間でしたが、あなたとの不思議な縁で結び付けられたこと、嬉しく思っています。
そして、ぱぱっちさまとまおたん。
悲しみは計り知れませんが、どうかお体を大切に。
>私は、まおたんがどんな大人に育っていくのか、この目でしっかり見たかった。
>どんな小学生になり、中学生になり、高校生になり、どんな道を選んでいくのか。
>そんなときに、アドバイスもしてやりたかった。
>結婚するときだって、子供を産むときだって、母親として力になってあげたかった。
yue少納言さんは、ずーっと、まおたんのことをしっかり見ています。
いつか、まおたんが「文章」を読めるようになったとき、yue少納言さんの「力」をどうか見せてあげてください。
心からご冥福をお祈りいたします。