こんにちは。藤村です。

1日遅れのUPとなりました。


前回のクイズの答え


さて、Q1「学校で中国語を勉強している日本人の人数」の答えは、「一人」です。


北京よりも標準中国語??


この町の人々は、北京の巻き舌の中国語より、ここの中国語の方が発音がきれいで、あのアナウンサーも、このアナウンサーも、この町の出身なんだ、と誇りにしています。ですから、標準中国語を習得するにはいいところなのでしょう。日本人の日本語の先生はウヨウヨ(失礼!私も含めてです)いますが、中国語を学ぶ日本人はまだまだのようです。


本日のお題


さて、きょうのお題は、宿題の提出のしかたです。

「三歩下がって師の影を踏まず」ではありませんが、その精神が息づいていると10年前感激したことがあります。それは宿題の提出のしかたです。

私は昨今の日本の高校や大学での宿題提出状況というのがわかりませんが、我が身を振り返るに、先生に「宿題、出せ~」と言われてから、自分の前に座っている学生に回していたように記憶しております。


10年前私が感激した中国の教室では、以下のようでした。

教師がばたんと教室のドアを開けると、すでに学生全員がそろい、教卓の上には、クラス全員の宿題がきちんと積み重ねられていました。さすが、三歩か三尺下がる歴史は脈々と…いたく感激しておりました。私が当時受け持っていたのは大学院生よりやや年上の学生で、中には20代後半にしてすでに「教授」の方もいらっしゃいましたが、ふんぞり返ることなく、きちんと宿題を出していました。

積み重ねられた宿題、これはこの町の大学の外国語学部日本語学科を見学したときも目にしました。


堆く積み上げて師を喜ばす??


それで、10年ぶりにまた、その気持ちが味わえるかと思いきや、「あの~宿題出してください。え、持って来なかった?、じゃあ明日忘れないで持って来てくださいね。」と、言わなければならないようになっていました。この10年で大きく変わったことは、10年前の学生は一人っ子政策以前の学生、昨年受け持った学生は、一人っ子政策以後の学生です。まあこんなところに現れるのでしょうか。10年前の学生は、改革開放前のひもじい時代をすこし経験した世代、昨年の学生は、国の豊かさを享受している世代とも言えます。


それでは、本日は中国の豊かさを感じさせる「豪華公寓」の写真でしめくくりたいと思います。

写真の下にクイズがあります。


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アップ通勤途中の車窓から撮った一枚。中国東北部の地方都市の住宅です 「ヨーロッパに行ってきました~(^_^)v」と言っても大丈夫ですよね。


Q2:「李下に冠を正さず」は現代の中国ではどのような意味を持っているでしょうか。


答えはまた明日(明後日になるかも…)



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