比較的暗い話題が続いてきましたが、
今回は、「ロシアでの誕生日の祝い方
」
について書きたいと思います。
私たち日本人もケーキを買ってきて、
プレゼントを渡したりしますが、
職場の同僚に対して行いますか
子供や奥さんに対してはするでしょうが、
それ以外にはなかなかできないのが
現実じゃないでしょうか。
ところが、ロシア人は
職場の同僚の誕生日を、
老若男女を問わず職場で祝う
のです。
勤務時間も終わりに近づくと、
ケーキ
を出し、紅茶
で祝いました。
日本語学科の数人しかいない職場ではありましたが、
みんなの誕生日を祝いましたので、
1年半の滞在中にかなりの回数になりました
1月に3回あったこともありました。
派遣になる前、日本では、
数年の高校現場での社会経験がありましたが、
職場の同僚に誕生日を祝ってもらった
・・・・ということはありませんでしたので、
とても新鮮に感じました。
家族から祝ってもらうのとは
また違ううれしさを感じました
ロシア人は
誕生日というものを非常に重視します。
この世に生を授かったことに感謝しよう
ということなんでしょうかね。
あなたとこうして出会えたのは、
神が生を授けてくれたおかげだからね
ということでしょうか。
Happy Birthday to Youを歌って、
甘ーーーいケーキを食べて
(ほっぺたがブルブルするくらい激甘
)、
紅茶をすすりながら、
他愛もない話をするだけなんですが、
円滑な人間関係を築く大切な行事でした。
中には自分の誕生日に、
家からケーキや果物
を
持参してくる人もいました。
自ら持参してまで、
みんなとお祝いの機会を共有したいなんて 
と思った記憶があります。
この世に生を受けたことを
みんなで喜べる感覚って
とても大切だと思います。
もし、お互いに生まれてこなかったら、
最愛の人たちとも
出会えなかったわけですから
私はこのロシア人の感覚が
とても大好きです
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