料理と同じくらい有効だと考えられるのが写経です。



役所で書類を作成するとき急いで字を書き、すごく下手で驚いたことがあります。



その時気づきました。



急ぐ理由などないのに、集中して丁寧に書かないから下手だったんです。



字を書くという行為で自身のことを考えてみると、一つ一つのことを丁寧にしておらず、余裕と集中力がないことに気づきました。

その傾向がおそらく今とこれからの私の生活全般につながるんだと考えました。



私が考える認知運動療法は、ものごとを逆に考えるのがヒントになります。

字を書くことを雑にこなし続けると、本当に下手になってしまうと思いました。

習慣が人を作るからです。



5年以上前に、テキストを見ながらペン字の練習をしたことがあります。

その時、字は基本の形を組み合わせたものだとわかりました。

複雑に思えますが、基礎となる点や一をクリアし、集中して丁寧に書けばきちんと書けます。



そして字には、心の状態が写し出されることにも気づきました。



リハビリの先生からも、写経をする患者さんがいると聞いたことがあります。



テキストと筆ペンが理想的ですが、起きて書くことが難しいためアプリを見つけました。

寝たままスマートフォンの画面にタッチペン で文字を書くだけでも集中できます。

タッチペンがない場合は指でもいいと思います。



タブレットやスマートフォンばかりで字を書くことが減っていますので、字を忘れないためにもペン字の練習や写経は効果的だと考えます。








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