マインド=世界観

 

  「マインド」とは?

 

「マインド (mind)」とは「頭の中」「精神」「心」とか訳されますが、

 

「マインドセット(mindset)」の略として使われることが多いです。(以下、マインドと略します)

 

訳すと、「考え方」「思考」って感じになりますが、個人的にはあまりしっくりきません。

 

ビジネスや自己啓発本でこの「マインド」って言葉は良く見かけて、

「マインドって大事だよね」みたいな印象がありますが、

もう少し深掘りできるのではないか?と思います。

 

というのも、広く捉えれば、このマインドって全てのことにおいて根本の部分になると思うので、

この「マインドとは?」というところを突き詰めるのってとても重要な第一歩だと思います。

 

個人的には、

「世界観」とか「捉え方」というニュアンスの方がしっくりきますね。

 

例えば、

「プラス思考」や「マイナス思考」も所謂「マインド」の一種です。

「前向き」・「後向き」って訳すこともできますし、

説明するなら、

「物事を良い方(悪い方)に捉える考え方」という感じでしょうか。

 

 

  「成長マインド」が最も重要な理由。

しかし、「〇〇マインド」や「〇〇思考」の中でもヒエラルキーがあります。

要するに、ピラミッドのように、基礎となる世界観があって、

その上に色んな価値観とか考え方とかを積み重ねるイメージですね。

 

そんな中で、最も基礎となるのが、「成長マインド」ということです。

 

なぜか?

「そもそも成長マインドってなんだよ?」

ということだと思います。

 

一言で言うなら、

 

「成長マインド」とは、才能や知性は 育むことが可能だと捉える考え方

という事です。

つまり、人間の順応力を理解できているということで、

「練習や訓練を積み重ねれば、上達出来る」という信念に近いものです。

 

 

「成長マインド」VS「固定マインド」

より、成長マインドを理解するのに対比として、正反対の考え方を考えてみます。

対極に位置するのが、「固定マインド」と呼ばれるもので、

物事によって、どちらも持ち合わせている人も多いですが、

要約すると、「人の才能は生まれつき決まっている」という考え方です。

 

一番の大きな違いは、「失敗や苦難に対する考え方」にあるように感じます。

 

固定マインドの人は、人のせいにしたり、「自分には合わない・向かない」と考えたり、

「自分には才能が足りない」と諦めたりします。

 

成長マインドを持つ人は、「努力が足りなかった自分のせいだ」と捉えたり、

「まだ自分にはできないけど、練習・訓練次第でいずれは出来るようになる」と考えたり、

「少なくとも今よりは出来るようにはなる」という自分の可能性を信じることができます。

 

「成長マインド」・「固定マインド」という言葉の生みの親である、キャロル・ドゥエックの言葉を借りると、

「まだ」という言葉が重要ということです。

 

「できない」➡︎「まだできない」

 

この一言が差し込まれるだけで、

不可能➡︎可能

という根本的に真逆の結論に至ります。

 

 

  成長マインドは全てのマインドの基礎になる

どんな価値観や世界観の根本に必要なのはこの可能性の部分だと理解するのが重要だと思います。

 

「出来ることと出来ないことがある」

のではなく、

「出来ることと、まだ出来ないことがある」

と信じれた瞬間に、

自分の未開の世界の扉が全て開くということです。

 

 

  終わりに

今後も、もっと詳しく成長マインドについて解説したり、

その他の人生にやつ立つ考え方を紹介します!

今日は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!