楽しかったあの日を描いたページは
もう開けないのかも知れない。







reverie records*





嘆いてばかりの私は
いつか傘みたいに
電車に 置き去りにされる







見慣れた景色はすっかり褪せてしまって
帰路を照らしてくれてた街灯は
灯りが灯らなくなった


つとめて優しかった私の赤いポストは
もう冷たい箱でしかなくて
還る場所なんて無いんだって実感した






9時ちょっと前の朝の空気がすき。
だんだん、あたたかくなっていく感覚。
冷たい土の中で春になるのを待ってる芽のような気分。

明日の朝は笑って家を出ようとか。
決意じゃない、思っただけ。
笑わなくたって
面白いものは面白いし
楽しいときは楽しい。

自分に似合わないものを欲しがってしまうのは何故か。
ここで適当な疑問を並べたところで
実はどうだっていいんだ、と気付くはずだ。


踏んでるステップの順番。
好きな色から踏んだだけ。
音の並びがそっちの方が良かっただけ。


嫌いなものは
嫌いなものがあった方が面白いから。
好きなものも。

あとがきは要らない。
スピーチの原稿と同じ原理。



鍵なくしちゃった。
ごめん、嘘。

…鍵捨てちゃった。




東京都なんとかってプリントされてる指定のゴミ袋に入って待ってたら
次の火曜日には捨ててくれる?

プラットホームのきいろい線をこえて
ギリギリなところを歩き続けたら
何か変わる?

私に好きなひとが居ても
あいしてくれる?




ひとりになって
初めて気付いたことがひとつ。
案外、私は強い。


うすっぺらい雑誌を
ぺらぺら捲るように
風が吹けばいい。