まず、売れる・売れないの判断は、リサイクル(再資源化)を含まない、リユース(再使用)に限定したいと思います。
リユースを簡単に言うと、そのものを再使用する中古品のことなので、資源として買取される家電は処分に該当するため、この記事では売れない家電として分類します。
では、リユースされる家電にどんな基準が考えられるか。そこで、リユース家電を売る側の視点から考えてみます。
▼中古家電を販売するのは…
1.リサイクルショップ
2.輸出業者
3.家電の使用者(販売ではなく売却)
さらに、それぞれの視点から考えます。
1.リサイクルショップ
中古家電を取り扱うのは主にリサイクルショップ(近年は、リユースショップとも呼ばれる)ですが、実店舗で家電の販売をしているリサイクルショップの仕入れから基準を考えてみます。
地域の需要により揃える家電は変わるが、展示スペース、故障やクレーム、傷など見栄え、在庫状況を踏まえ仕入れをします。
そこで基準になるのが…
製造から5年以内
故障していない
外観の損傷が相応
需要はあるが新品では購入できない
これが商品として販売しても責任が持てる一つの基準になるのではないでしょうか。
それぞれの理由は、
製造から5年以内
国内メーカーの家電の耐久年数は約10年が目安と考えられます。メーカーのアフターパーツ保有義務が7年で終了することから妥当な数字だと言えます。この期間を踏まえ、リサイクルショップの販売する家電は製造から5年以内が一つの基準になります。
故障していない家電
基本的に壊れている家電の販売はしません。主要機能でなくオプション機能が故障している程度なら、リサイクルショップの店頭で販売される可能性はあります。
修理を前提に仕入れをすることはありますが、手間やリスクを考えると専門店でもない限り積極的に仕入れはしないでしょう。
外観の損傷が相応
中古家電を購入する動機として、
・綺麗!
・安い!
がほとんどではないでしょうか。
安いけど汚ない。安いけど凹みが目立つ。小売をするものとして仕入れはしたくない家電になります。
需要はあるが新品では購入できない
例えば、ビデオデッキは新品で購入できません。しかし、ブルーレイやDVDではなくビデオテープで観たい方は必ずいらっしゃいます。そんな需要を察知しているリユースショップは、古い家電でも買取します。
以上が、リサイクルショップからみた売れる家電の基準とします。
ショップによっては製造から5年以上経過した家電でも取り扱いしますので、あくまでも基本的な基準としてご参考にして下さい。
2.輸出業者
日本だけではなく世界中の需要をターゲットにできるので、幅広い家電の買取が可能になります。
環境省が示すリユースのガイドライン
輸出国で必要とされる機能
バーゼル法
国内で販売する家電にはあまり縁のない基準ですが、知っておいても損はありません。長くなるので、追って説明していきます。
3.家電の使用者
不要な家電を捨てるのではなく、売ろうと考えるのはどんな時か。
捨てるのはもったいない
まだ使える
処分にお金をかけたくない
購入したばかり
もらい物だけど使わなかった
景品で当たった
など、様々な動機が考えられます。ただ、明確な基準がないのも事実。このエアコンは購入から4年の基本取り付けで20畳用だから、売れると判断できる一般ユーザーは少ないでしょう。あくまでも、動機で行動していただくことで、売れる家電の基準を定めている我々(プロ)がお役に立てるのではないでしょうか。
まとめると…
製造から5年以内
壊れていない
外観の損傷が相応
輸出業者が対応できる基準
新品では購入できない機能
リサイクル買取専門店アシストでは様々な角度から家電買取をしますので、お気軽にご相談下さい。
それでは次回、輸出業者が対応できる家電の基準について説明していきます。

加点
減点