どうして小柄な女性のためのSサイズのお洋服屋さんを始めたのですか?とよく聞かれます。 | リサイクルショップ開業応援★江口武志のブログ

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毎日更新!!アパレル2代目社長
ファッションに特化したリユースショップと
Sサイズ専門セレクトショップのことや
経営での気づきなどをゆるーく書いていきます♪

こんばんは、そろそろ忘年会シーズンですね。この時期は隊長に気をつけないとですね~

 

 

Sサイズレディースショップ社長の江口です。

 

 

さて、知ってる人は知っている知らない人は全く知りませんが僕はSサイズ(小柄でお洋服のサイズに困っている女性のための)婦人服専門店シューローズを運営しています。そんな自己紹介をすると…よく聞かれることがあります。


「Sサイズの洋服を始めたきっかけは何ですか?どうしてSサイズなの?」


Sサイズというとけっこう驚かれます。Lサイズのお店ってけっこうあります。通常のMサイズは号数で言うと9号というサイズになります。Lサイズは11号、13号、15号とそれ以上です。一般的なSサイズは7号です。でもうちは5号、3号、1号サイズの本当に小柄な女性だけを対象にしています。

 


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今日のシューローズ撮影の一コマ。インカメの時に連射していたら笑ってくれました~



今日はなぜSサイズを始めたのか?を書いてみます。


今から17年前、池袋の駅ビルメトロポリタンプラザ(現在のルミネ)の1Fにシャンタルトーマスと言うブランドの婦人服専門店をやっていました。そして4Fに10坪の空き区画があるのでそこもやってくれないか?とお話をいただきました。当時のOLさんはスーツで通勤をしている時代でした。なので最初はOLさんのスーツのお店を始めました。


うちが扱っていたスーツのメーカーさんがたくさんのサイズ展開をしていました。下は5号から上は13号までです。そしてある日のこと…


身長が150cmくらいのお客様がご来店されました。会社に着ていくスーツを探していたんです。そしてうちの5号のスーツをご試着されました。試着室からなかなか出てこられないので心配をしていましたが…試着室から出てきたときに!?


おおげさじゃなくて、ミュージカルスターがくるくると踊るように身体全体で喜びを表現してくれたのです!そしてこう言われました。「私、大人になって初めてどこも直さなくていい服を着れました♪ありがとうございます!」って言ってくれたんです。


そんな心から喜んでくれる姿を見て、こう思ったんです。(洋服ってこんなに人を喜ばせることができるんだ。もしかしたら他にも小柄でお洋服のサイズで困っている人がいるんじゃないか?よし!うちのお店はこの人のクローゼットになろう!)


そしてSサイズショップを始めることにしたのです。当時は百貨店にもSサイズ婦人服のコーナーはありました。でもその時のSサイズコーナーは完全にミセス向けでした。そして場所によってはシニア向けのSサイズだったんです。だから働いている若い女性のためのSサイズのお店はありませんでした。なのでうちのSサイズはミセスではない働いている若い女性のためのお店にしようと思ったのです。


始めたのはいいのですが、最初はSサイズ(5号、3号、1号)を取り扱っているメーカーもほとんどなくて(今も少ないですが)大変苦労しました。韓国に行って直接小さいサイズを買い付けて来たこともありました。オリジナルで作って大失敗したこともね。一番ひどかった失敗はタートルネックのニットを作ったら首回りが小さくて頭が入らない!!なんてこともありましたから(笑)

 

 

そしてSサイズのお店を始めたおかげでお客様からも本音がいろいろと聞けました。それは、「Sサイズというだけで着たい洋服がなかったり、身長が低いことでコンプレックスを持っている」などでした。そこでもう一度考えました。


うちのお店は「小柄でスリムなSサイズの女性にもファッションの楽しさを知っていただきたい!そして身長が低い人でもスタイルが良く見えるコーディネイトを提案しよう!」これが現在も続いているシューローズの理念です。そしてシンプルで長く着ていただけるようなお洋服を提案していきます。

 

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カジュアルなものから♪

 

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仕事でも着れるスタイルも♪

 

 

今日は以上です。