こんばんは
考えることは100人が出来ても、そのうち行動できる人は1人しかいない。そんな1人になろう!
リユースファッション江口武志です。
リユースを始めたきっかけ①~⑧はこちら♪
リユースを始めたきっかけ⑩「坪効率10倍!」
システムが決まり、池袋駅ビル社長からの了承も得て、平行して警察署で古物商の許可証をとり、なんとかオープンすることが出来ました。
オープンして2日後に店長より電話が入りました「今、ルイヴィトンのバッグを買って欲しいと高校生くらいの女の子が来ています。」
詳しく聞いてみると
ルイヴィトンのバッグは新品でタグが付いている。あやしい!もしかしたら万引き?!かもしれない。
その子は10000円でもよいから買ってくれとのこと。店長からは10000円で買えば50000円でも売れそうでお得だとのことでした。
一瞬、買って売れば儲かる!!って頭をよぎりましたが冷静になって店長にこう言いました。
「うちは委託販売専門なので買い取りはできないと断わってください!もし1度でも買い取りをしたらあそこは持っていけば買い取ってくれるとすぐに広まって、犯罪の巣になってしまうから!」
店長はきっぱりと断わり、買い取りじゃないならやめると帰っていきました。
それからは頭を切り替えて、店長、店長のお嬢さん、私たちとお店の宣伝をするためにメトロポリタンプラザの入口やエスカレーター、外の噴水広場で毎日チラシを配り続けました。
すると
お家に捨てられないものが溢れて困っていたお客さまがたくさん来てくださいまして、大好評でした!
どのくらい大好評だったかというと
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オープンして2ヶ月目の売上が
6坪で300万超え!!
お客さまの導線が全く無いデッドスペースで以前この場所で営業していたクリーニング屋さんが月商30万だったので
坪効率10倍!!でした!!
正直申し上げて、私もうちの会社の皆もビックリして、まさかこんなに売上が上がるとは思っていませんでした。
私たち以上にビックリしていたのが池袋メトロポリタンプラザの社長をはじめ、スタッフの方々でした!
オープンして半年が経つころ、繊研新聞(アパレル業界で一番有名な新聞です)がメトロポリタンに取材に来ていました。
メトロポリタンの担当者は繊研新聞記者にこう言いました。
「じつは地下1階に変な業種リサイクルショップができたんだ。デットスペースなのに結構良い坪効率をあげるんだよ。」
この話しを聞き、さっそく繊研新聞の方が取材に来られました。うちの想いや役割を話して後日、繊研新聞に掲載されました。
当時の新聞がこちら
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記事を抜粋しますと
死に場所でもお任せあれ
EFO「め利得」
*月坪売上高は60万円を割ったことがない
*たんすの中の見直しと活性化に役立つ
*駅ビルなどのデッドスペースの活用
*お客さまにとって「持ってくる楽しみ、眠っているものを活かす楽しみ、買う楽しみ」
*客同士の情報交換の場になっている
この記事の掲載がきっかけで
他の大型商業施設から声がかかり、少しずつお店が増えて現在に至ります。
経営理念は
「地域の生活者の皆様に豊かな生活を提案します。」
この意味は長くなるので次回にしますね♪
次回リユースを始めたきっかけ⑪で終わりです。
今日の癒し
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