エイジレスの297回 微小重力下では、根が高水分側に伸びることを発見

 

 

 人類が宇宙旅行するためには、ある程度宇宙船内で、食料を自給する必要があります。

 

 今回は、そんな技術開発に道を拓くお話です。

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【発表のポイント】
・ 植物の根は、生存に必須な水を取り込むために、地上(重力環境下)では重力に応答し下側に伸びるだけでなく、水分勾配にも応答して水分の多い方向に伸びる。


・ 微小重力下では、水分勾配により敏感に応答して高水分側に根が伸びることを、宇宙実験によって明らかにした。


・ 宇宙居住のための閉鎖生態系で植物を効率的に栽培するための、節水型養水分供給法の開発に貢献することが期待される。

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 植物の根っこは、重力がないと、水分のある方向に伸びていくみたいです。

 

 わかったところで、一般の方には、当分、関係のない発見ですが、何世代か後の子孫にとっては、死活問題となるほどの事態が発生して、この技術があってよかった~なんて時代が来るかもしれません。

 

 56億7千万年後には、弥勒菩薩(みろくぼさつ)様が救いに来て下さる手筈にはなっていますが、それまでは、人類が自力で生き抜くことが必要ですので、子孫のためにも、頑張ってほしいところです。

 

 因みに、17億5000万年後までには、太陽の膨張により、地球の生命は全滅する予定になっておりますので、やっぱり、宇宙の何処かに、お引越しする必要はあるようです。