エイジレスの204回 ストレスで、高尿酸血症を発症

 

 

 日頃、ストレスを抱えながら、お仕事されている皆様、ご苦労様です。

 

 皆様も、よくご存じかと思いますが、ストレスを抱え続けると、様々が現れます。

 

 そこで、ちょっと調べてみたのですが、実に、沢山あることがわかります。

 

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<身体的な症状>

 

 【頭部】頭痛、頭重感など
 【目】目の痛み、疲れ目など
 【耳】耳鳴り、耳閉感など
 【口】口の渇き、食べ物の味を感じにくい
 【首】首の痛み、首のしれびなど
 【肺】息苦しい、深く息を吸えないなど
 【心臓】動悸、胸痛など
 【お腹】喉の詰まり、吐き気、お腹が張った感覚、便秘、下痢、おならなど
 【膀胱】頻尿、血尿、残尿感など
 【皮膚】寝汗、発汗、かゆみ、じんましんなど
 【四肢】手足のしびれ、脱力感、異常な感覚、冷えなど
 【全身】だるさ、めまい、ふらつき、眠気、微熱など

 

<精神的な症状>

 

 ・気持ちの落ち込み
 ・何も楽しいと思えなくなる
 ・集中出来ない、簡単なことも覚えられない
 ・ミスが多くなる
 ・何もやる気になれない
 ・わけもなく悲しい・さみしい
 ・小さなことが不安で仕方なくなる
 ・イライラする
 ・絶望感、無力感
 ・自分に何の価値もないと感じる
 ・死にたいと考えるようになる

 

<行動面の症状>

 

 ・アルコール依存
 ・薬物依存、危険ドラッグなどへの依存
 ・買い物依存、ギャンブル依存
 ・危険行動(暴走運転や信号無視など)
 ・ストレス食いと自己誘発性嘔吐
 ・性的逸脱行動(痴漢、盗撮、不特定多数との性行為など)
 ・暴言、暴力、喧嘩など
 ・自傷行為、自殺

(せせらぎクリニックさんのHPより)

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 ということで、ストレスは、命さえ脅かす存在のようです。

 

 今回ご紹介する論文も、ストレスによる症状なので、もうわかったと思われるかもしれませんが、知っていると、身体に変調をきたした時に、早めの受診につながりますので、チラッとだけでも、気に留めておいて頂けると、宜しいかと思います。

 

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 つまり、ストレスが増加すると、「NADPHオキシダーゼ」という酵素が働いて、「活性酸素」をたくさん発生させるため、高尿酸血症になるということです。

 

 で、尿酸代謝改善治療薬を投与すると、酵素の働きが抑えられるため、高尿酸血症の症状が改善するという事です。

 

 さらに、糖尿病や血栓症も予防、抑制できるの可能性があるということなので、早めに、お薬を服用するのが良さそうです。

 

 因みに、高尿酸血症は、30歳以上の男性では、約30%が罹患しているそうなので、自覚のある方は、一度、疑ってみるのも宜しいかと思います。