エイジレスの180回 目指せ!肌細胞の若返り!ナチュラル系手作り化粧品のすすめ(3/6)
ナイアシンアミド
ナイアシンアミドは、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドで、水溶性ビタミンで、ビタミンB3群の一つでもあります。
アミドとは、炭素と窒素がアミド結合した物質のことを言います。
体内での働きとしては、ビタミンB3としての働きがメインで、その構造を少しづつ変えながら、様々な酵素や補酵素に変化していきます。
酵素や補酵素は、体内での代謝に必須の物質で、なくなると、生命活動の維持さえできなくなります。
しかも、体内ではほとんど生産できないため、食事などによって体内に取り込む必要があります。
当然のことながら、肌細胞にとっても必須の成分ですので、若々しい肌細胞を取り戻すには、十分な量のナイアシンアミドが必要となってきます。
ナイアシンアミドの効能は、上図の表のとおりですが、最も可能性を感じさせるのは、NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)の原料としての役割です。
NMNは、夢の若返り薬とも言われており、若返り遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を活性化させることがわかっています。
サーチュイン遺伝子は、7つあると言われていますが、すべてのサーチュイン遺伝子を活性化できるのは、NMNだけとも言われていて、研究が活発に行われています。
NMNは、ナイアシンアミドなど原料として体内で生合成していますが、加齢とともに、その生産量は激減していきます。
なので、肌細胞の若さを維持していくために、NMNの減少は、何としてでも、止めなければなりません。
NMNの多くは、肝臓で作られていますので、暴飲暴食は控えて、肝臓が、NMN作りに専念できるようにする必要もあります。
皆様のお肌が若返ることを祈念しております
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