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第29回 エイジングレス、リターンエイジングに必須の成分!スーパービタミンE

 

    

 

 抗酸化成分として、皆さん、よくご存じなビタミンEですが、実は、8種類の物質の総称であることは、あまり知られていません。

 

 自然界に多いのは、α-トコフェロール(上図の右側の一番上)で、オリーブオイルなど植物油に含まれるビタミンEのほとんどが、α-トコフェロールです。

 

 これらは、すべて補酵素(コエンザイム)で、酵素(エンザイム)とともに、人の体内で、様々な代謝に関与しているほか、強力な抗酸化作用により、活性酸素や過酸化脂質といったリターンエイジングの敵たちをやっつけてくれています。

 

 そんな優秀なα-トコフェロールですが、実は、仲間のトコトリエノール(上図の左側)は、さらに強力な奴だということが、近年の研究で、明らかになってきました。

 

 

50倍の抗酸化力をもつスーパービタミンE 「トコトリエノール」

 

 普通に存在しているときは、それほど活性がないトコトリエノールですが、一たび細胞内に侵入すると、α-トコフェロールの50倍もの抗酸化力を発揮して、様々な恩恵をもたらしてくれることが、近年の研究で明らかになってきました。

 

<トコトリエノールに関して、わかったこと>

 

1.美肌効果、美白効果、毛穴の黒ずみ解消、コレステロール低減効果、動脈硬化予防など、有意な効果が報告されています。

 

2.アルツハイマー型認知症を代表とする脳神経疾患への効果的な働きがあることが、論文「C. K. Sen et al.; J Biol Chem., 275, 13049, 2000.」で報告されてます。

 

3.現在研究中のテーマとしては、強い抗酸化作用、抗がん作用、脳機能保護作用、動脈硬化改善作用、利尿作用、炎症低下作用 など。

 

4.アスタキチンサンとの併用で、最強の活性酸素「一重項酸素」(活性酸素のラスボス)を96%抑制できるとの報告もあります。

 

5.中皮腫、乳がん、心臓血管系疾患に効果があるかもしれないとの報告もあります。

 

6.γ-トコトリエノールは、皮膚の炎症予防、利尿作用があることが、報告されています。

 

7.自然界にはほとんど存在せず、通常の食事では摂取できないこと。

 

 なかなか優秀なトコトリエノールですが、通常の食事では取れないとは、何とも残念です。

そこで、お勧めの食材をご紹介します。

 

<トコトリエノールを比較的多く含む食材>

  パーム油、ココナッツ油、米ぬか油

 

この中では、一番のお勧めは、米油です。

 

 そもそも、お米は、日本人の主食で、日本人の体内には、分解酵素や腸内細菌がたくさんありますので、消化・吸収されやすいためです。パーム油、ココナッツ油も悪くはないのですが、取りすぎると、おなかを壊す方もおられるようでして、やはり、日本人の体質には、合っていないと思われます。

 

 米油には、超優秀なトコトリエノールのほかに、さらに優秀なγ-オリザノールという物質も含まれています。

 

 最新の研究では、向精神薬や中枢作動薬としての効果、抗アレルギー効果、抗酸化効果、高脂血症・高コレステロール血症の改善効果、 抗炎症作用、美白効果など様々な効果が報告されています。

 

<以下、論文の数々>

● 村瀬靖ら,更年期障害ならびに更年期障害様症候群に対するγ-Oryzanolの経口投与臨床治験例 産婦人科の実際12, 147-9 (1963). ●大川知之ら, 更年期障害に対するγ-Oryzanolの効果および腟内容物に及ぼす影響 産婦人科の世界, 17, 179-83 (1965). ● 奥田宣弘ら, γ-oryzanolの作用機序と臨床経験について 産科と婦人科, 37 (11) 1488-94.
● 石原実,更年期障害に対するγ-オリザノールの臨床効果 血清過酸化脂質に関して 日本産科婦人科学会誌, 34, 243-51 (1982).  ● 佐々木 誠ら, 自律神経失調症及び頭部外傷後後遺症に対するγ-Oryzanol(γ-OZ錠)投与の臨床的知見 臨床と研究, 41, 347-351 (1964).

(途中省略)

● 小林敏夫ら,1%γ-オリザノール配合軟膏の臨床効果の検討 皮膚,21,463-70 (1979).
● 鹿熊武ら,γ-オリザノールの外用製剤への応用 香粧会誌,8 (1),31-36 (1984).
● 土屋知太郎ら,化粧品におけるγ-オリザノールの酸化防止効果と栄養効果について Fragrance Journal,No.42, 91-93(1980)
● 渡辺重雄ら,無月経,無排卵性月経に対するγ-Oryzanolの効果について 産婦人科の実際 14, 959-62

 

ということで、米油をたくさん摂取して、リターンエイジングに励んでください。

 

但し、以上の有効成分は、すべて、熱には弱いです。加熱せずに、ドレッシングなどに使ってくださいね。

 

 

 

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