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第26回 夏が終わっても気を付けたい!日焼け予防の落とし穴

  

 

 いつまでも続いた今年の夏ですが、夏の紫外線対策は大丈夫でしたでしょうか?テレビやネットでも、紫外線対策についてあれこれ言われていますので、それなりの対策はされていたと思いますが、秋になると紫外線が減ってくるため、紫外線対策がおろそかになってくるようでして、日傘をさしている方をめっきり見なくなりました。

 

 しかし、夏よりは、紫外線量が減ったとはいえ、数割減った程度ですし、日焼け止めクリームも、日傘も使わない、無防備な状態だと、むしろ夏よりも紫外線の影響が大きくなっている可能性があります。

 

 ということで、秋だからと言って、老化の大敵である紫外線に、油断している方向けに、今回は、生化学的側面からの紫外線対策について、お話したいと思います。

 

 

紫外線増幅物質【ソラレン】とは?

 

 少し耳慣れない方もおられると思いますが、かんきつ類などの果物に多く含まれる物質で、紫外線エネルギーを分子内に蓄積・放出、すなわち光感作作用をもつ物質です。

 

 このため、表皮(お肌の表面)にソラレン類が存在する状態で紫外線を浴びると、発生する紫外線エネルギーをソラレン類が吸収し、真皮と表皮下部(お肌の内側)に蓄積されたエネルギーが放出され、皮膚に痒み、紅斑、炎症、色素沈着などの症状を起こすことが知られています。

 

 ソラレン類は、ソラレンのほか、キサントトキシン、ベルガプテン、フロクマリン類などがあり、同じような光感作作用を起こすのですが、やっかいなのは、美容と健康に不可欠な食品に多く含まれていること。

 

 野菜では、キュウリ、セロリ、みつば、にんじん、春菊、野沢菜、しそ、パセリ、大葉、パクチー、コリアンダー、クミン、じゃがいも、 そして果物だと、キウイ、グレープフルーツ、レモン、オレンジなどの柑橘類に多く含まれています。

 

 これらの食品を朝に摂取すると、紫外線強度がMAXとなる頃に、体全体に行き渡って、光感作作用を起こして、シミ・シワ・色素沈着が発生!なんてことになるかもしれません・・・

 

 但し、ソラニン類が多いとは言っても、数10PPM(百万分の2~30%程度)ぐらいなので、大騒ぎする必要はないのですが、念のため、避けていた方が良さそうですので、ミックスされた野菜ジュースや果実ジュースは、特に中身をよく確認してくださいね♡

 

 ちなみに、ソラニンが少ない果物は、バナナ、リンゴ、イチゴ、スイカ、もも、ブドウです。野菜では、トマト、レタス、キャベツ、かぼちゃ、ネギ、大根、ごぼうです。

 

 紫外線が強い時期に限らず、美容と若返り対策には、朝は抗酸化力の強いリコピンをたくさん含むトマト、夜は酵素やビタミン、食物繊維を多く含むキウイなんて組み合わせが良いかもしれません。(特にお勧めは、若返り成分の多いリンゴです!皮ごとどうぞ!)

 

     

 

 

発がん性が疑われる【酸化チタン】

 

 日焼け対策として、よく使われている日焼け防止クリーム。紫外線を反射するために使われているのが【酸化チタン】です。元々、汚れを分解する光触媒として、タイルや便器、建物の壁材のほか、白色顔料として、塗料や絵具などにも使われてきた物質なのですが、近年では、日焼け防止クリームのほかメイクアップベース、コンシーラー、ファンデーションなどの化粧品類や食品の着色料などにも多用されるようになってきました。

 

 以前は、安全な物質と考えられていた酸化チタンですが、マウスを使った研究で、酸化チタンが体内に入ると、細胞死や細胞の機能障害があることがわかってきたとのこと。酸化チタンは、ナノメートル(10億分の1メートル)単位の非常に小さい粒子のため、皮膚から吸収される可能性も疑われています。

 

 人体への影響は、まだはっきりとわかっていないのですが、世界保健機関(WHO)が、発がん性の疑いがある物質として指定していることから、老化を促進する可能性がありますので、できれば避けた方がいいかもしれません。

 

 日焼け止めクリームや化粧品を選ぶ際には、成分表をよく確認してくださいね♡

 

 最新の研究報告は以下の通りです。

 

 酸化チタンと同じく、日焼け止めクリームによく使われる【酸化亜鉛】も問題がありそうですので、お気を付けくださいね。

 

(1)二酸化チタンは発がん性物質(国際がん研究機関のグループ2B(ヒトに対して発がん性を示す可能性がある)で、粉じん吸引が懸念される。


(2) 二酸化チタン/酸化亜鉛のナノ粒子は、ヒトのDNAを傷つける。

 

(3) 二酸化チタン微粒子は、マウスの脳細胞を損傷する。

 

(4) 二酸化チタンのナノ粒子は、マウスの脳の細胞を損傷する神経毒性を示す。

 

(5) 酸化亜鉛ナノ粒子は、ヒト肺表皮細胞の生存能力に影響を与える。

 

(6) 酸化亜鉛ナノ粒子は、ヒト皮膚表皮細胞のDNAを損傷する。

 

(7) 酸化亜鉛のナノ粒子は、バクテリアに高い毒性を示す。

 

 

 紫外線対策の落とし穴の代表例として2例をご紹介しましたが、色の濃いサングラスは目の中の瞳孔が開くため、かえって紫外線を多く吸収してしまうとか、アルコールを飲むと日焼けしやすい、薬を飲んでいると日焼けしやすいなどとも言われています(科学的にはっきりしてはいませんが・・・)。

 

 自分では正しいと思っている紫外線対策も、意外に落とし穴が潜んでいますので、いろいろと試して自分にあったものを探した方が良さそうです。

 

 但し、日光に全く当たらないのも、ビタミンD不足を招いて、かえって、お肌の健康に悪いので、何事もほどほどを心がけてください。

 

 

日焼けした体を癒す食品としては、

 

  ハトムギ茶(ヨクイニン:美白、美肌効果)

 

  緑茶(カテキンほか:抗酸化、抗菌効果)

 

  青魚(オメガ3脂肪酸:細胞膜の修理)

 

  トマト(リコピン:抗酸化効果)

 

  ダークチョコレート(フラボノイド:ポリフェノールの一種)

 

  ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜(ケール、カリフラワーも仲間です)

 

  大豆製品(タンパク質:納豆、豆腐、豆乳など)

 

 がお勧めです。

 

 美容とリターンエイジングのためにも、紫外線対策、頑張ってくださいね♡

 

 

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