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第24回 老化の原因は遺伝子のメチル化・・今すぐ始められるアンチエイジング法とは?

 

 最近の生命科学の進歩はすごいです。次々と新しい発見がされています。今回は、その中の一つで、人類の永遠のテーマである【老化】についてのお話です。

 

 

老化の原因は、遺伝子のメチル化

 

 細胞の老化の原因の一つが、細胞内の器官の一つで、細胞の唯一の栄養源であるATPという物質を生産しているミトコンドリアの機能低下(活性低下)であることは、以前から知られていましたが、これまでは、加齢とともにミトコンドリアの遺伝子が突然変異することで、ミトコンドリアの機能が低下するものと考えられていました。

 

 ところが、iPS細胞を使った様々な実験から、ミトコンドリアの機能低下は、ミトコンドリアが住んでいる細胞(細胞核)のDNA(遺伝子)の【メチル化】が原因であることが分かったとのことです。

 

 つまり、細胞自体に変化がおきることで、そこに住んでいるミトコンドリアの機能も低下していたということで、これまで、濡れ衣を着せられていたミトコンドリア君は名誉を回復したということです。(めでたし、めでたし・・・)

 

 ちなみに、【メチル化】とは、炭素原子1個と水素原子3個が塊となったメチル基(化学式:CH)という物質が、他の物質にくっつくことを言います。身近な物質としては、メチル基に酸素原子と水素原子がくっついたアルコール(CH3OH)やお酢(CH3COOH)などがあります。

 

 メチル化自体は、珍しいことではなくて、皆さんの身の回りでも普通に起きている現象なのですが、これが、細胞内で起こることで、細胞が老化していたとは驚きです。

 

 ということで、老化の原因がわかったわけですので、次は老化防止対策(アンチエイジング)についてお話します。

 

 

最新アンチエイジング法

 

 前述の研究報告には、機能低下した細胞の機能強化法も報告されていて、その方法とは、【グリシン】を摂取すること。

 

 グリシンとは、アミノ酢酸と呼ばれる物質の一つで、アミノ酸と似たような働きをする物質です。身近なところでは、コラーゲンを構成する物質として、他のアミノ酸とともにコラーゲンを構成しています。

 

 また、呼吸、抗酸化、エネルギー貯蔵など体内の様々なお仕事(代謝)に関与している重要な物質です。

 

 現在のところ、グリシンを細胞に加えると機能の一部が回復することは分かっていて、グリシンを摂取すれば【若返り】が期待されるものの、過剰に摂取するとガンになるとの報告もあり、まだまだ、研究途上のようです。

 

 ということで、現時点でのアンチエイジング法としては、グリシンを多く含む食事を心がけることが一番ではないかと思います。

 

 グリシンを多く含む食品は、何と言ってもコラーゲン! コラーゲンを構成する物質の一つなので当然なのですが、実は、グリシンは、体内で生産される物質なので、グリシンそのものを摂取するというよりは、グリシンの原料を補給することでも、同様の効果が得られます。

 

 ちなみに、グリシンそのものを多く含む食材は、いか、たこ、えび、鶏の軟骨、牛筋、豚足などです。一方、グリシンを体内で合成するのに必要な物質は【セリン】という物資で、牛乳、大豆(豆乳、豆腐、納豆)、かつお節、のりなどに多く含まれています。

 

 老化が気になる方は意識して摂取してみてください。保証は致しかねますが、若返る(リターンエイジング)かも(?)しれません。ご検討を祈念しております。

   

 

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