もうすぐ今年の行政書士試験の公示があります。


先生から時事問題もちゃんとチェックしておくよう言われました💦


改めてしっかりニュースを観てると世の中本当に色んな事が起きていますね。


今までどんだけボーっと生きてたんだろう…と
反省しております。

チコちゃんに怒られたいです。



直近すぎて今年の試験には出ないかもですが、4日にあった大阪地裁の判決が気になる。


同性愛者である事を理由に自国で迫害され、日本へ逃れた男性が難民にあたるとして、国の不認定処分を取り消した。とのことです。


ちょうど行政事件訴訟法や、難民認定の管轄(出入国在留管理庁)などを勉強していたところなので、私にとっては何ともタイムリーなニュースでした。



しかしこれ、行訴法を知らなければ、つまり認定されたんだね〜良かったねって思ってたかも知れない。


がっつりと見出しに「認定判決」って書いちゃってる記事もあるし、原告めっちゃ喜んでるし…

認定されたのかな?って思っちゃうよ💧


あくまで「不認定処分の取消し判決」であって、「=認定されたわけではない」って書くべきだと思う。

わかりにくい…



まぁ私のどうでもいいモヤモヤはさておき…


そもそも人を愛して迫害されるってなんやねんって話ですし、日本に逃れてからも不認定処分、それに対する行政訴訟…

原告は大変だったろうし、疲れただろうなと思います。


再申請してどうなるかはまだわからないけど、とりあえず一段落という事で…ゆっくり休んで頂きたい。


賛否両論あるみたいですが、私は認定されるといいなと思います。


もっと言えば、原告の自国でも受け入れられてほしいですね。

宗教上、信仰上、一概にLGBT問題として取り組むのが難しい国もあるのでしょうね…


その点、日本はまだ寛容なのでは…

とは思うけれども、難民受け入れにせよLGBT受け入れにせよ、世界的に見ればまだまだ日本は遅れているようです。



でも判例を作るのは、ほとんど法律を作るようなものだと思う。


この判例も、先々の難民認定や日本のLGBT関連の法整備にきっと影響を与えるのでしょうから、

この先、この原告や裁判官に感謝する事になる人が大勢いるかも知れない。


そして、こういう「時代を変える系裁判」に臨まれる弁護士さんにも、尊敬を抱かずにはいられません。

ニュースによると、LGBTと難民認定が絡む判決は今回で二例目との事ですが、一件目で弁護された方もすごいですね。


弁護士さんの中には、「判例が無いから」という理由で動いて下さらない方もいると思う。

私は離婚問題でさえ言われたもの…
(夫が勝手に娘名義のジュニアNISAを運用してた件で…💧)


こちらからすれば、いや判例が無いから弁護士さんに一緒に戦ってもらって判例作りたいんじゃん!って話なんですが…

まぁ弁護士さんの武器は、法律や過去の判例なんだろうから、それ無しの丸腰で戦ってくれというのは無謀なお願いなのかも知れない。

しかも家事事件でね…💧

そもそも今回の場合は家事でも民事でもない行政事件訴訟だから比べるものではないか…

とにかく判例が無くとも憲法で戦える弁護士さんって凄いよねって話。



憲法と言えば、母が観てる朝ドラを私もたまに横から観てるんですが…

私が今いる世界って、これまで沢山の人が戦ったおかげでできた世界なんだと改めて実感します。

世の中そんなもんだから…と諦めなかった人達が作ってくれた今なのよね。

感慨深くなります…



なんか思うことが渋滞して結局何が言いたいかわからなくなってしまったけども…

要するにamazarashiの「カシオピア係留所」ですよ。


この曲がフィーチャリングしてる「チ。」は、
全然法律とは無関係な漫画でしょうが…

過去の判例を頭に詰め込んでると、
「痛みの堆積が歴史だ」って歌詞が何度もよぎります。


「その痛みは共通言語だ」っていう歌詞も…

初めて聴いた時は電流が走りました。

秋田さんの言葉は神がかっている。


ちなみに最近の個人的テーマソングは「1.0」です。



こちらもfeat.「チ。」なんですけども…

これはもう、読めって事なのかな。

読んでなくても刺さりまくって困っているのですが…