今の時代なら知っている人も多いですよね。Windowsがこれだけ流行っていて、
いまや小学生も授業で習っているくらいです。
それよりもはるか昔。WindowsやMicrosoftなんてまだまだ知られて
いないとき。
パソコンは非常に高価で、今の様にソフトを使うという使い方ではなく、
プログラムをして、自分の目的にあわせた処理をさせる計算機でした。
そんな時代。私も当然、ゲームと言えばファミコンしか知らず、
カセットのゲームを買ってきては、ファミコンに挿して遊んでいました。
中学になって出来た友達の家に遊びにいったときに、
その友達の家にはなんと、パソコンが置いてありました。
しかも、その友達はファミコンのディスクシステムよりも
大きくて、薄い、フロッピーディスクを取り出して
パソコンにセットしたのです。
それまでは、パソコンのゲームなんて、ファミコンに比べたらつまらないし、
絵も汚い印象しかなかった私は、その時に見せられた「イース」という
ゲームに驚愕しました!
明らかに、ファミコンよりもきれいな画面。ファミコン並みに動作するキャラクタ。
そして、臨場感あふれるBGM。
これらがそろったゲームを私は見たことがなく、パソコンでこんなゲームが
できるんだ。と感動してしまいました。
まぁ今思うと、初めてが「イース」というのが、運命でもあるのですが、
いきなりこのソフトを見てしまったので、パソコンすげー!ほしい!
となっていきました。
それまで、プログラムには興味があり、
ゲームで遊ぶだけでなく、自分がたのしいと思うゲームが
作りたいと思い、ファミリーベーシックやMSXなどやりましたが、、
どれも、おもちゃでした。
それも当然、ファミコンなどは演算処理などは本体のCPUで
行いますが、重要なゲームのデータはROMカセットで供給されるので、
ファミリーベーシックでいくらがんばっても、「スーパーマリオ」どころか
「マリオブラザーズ」すら作れないことに気づき、挫折していました。
ところが、パソコンはゲームの提供がフロッピー!
しかも、フロッピーディスクにはパソコンから書き込める!!!
ということは、「イース」と同じデータをフロッピーに書き込めば
同様のゲームがつくれるかも!!!
なんて、あさはかな考えのもと、突っ走りました。
まさに高校時代は、パソコンでゲームを作ろうと躍起になって
いろいろな勉強をしました。
アセンブリ言語を高校時代に経験できたのは、非常に役にたちました。
結局、何一つ、まともなゲームは作ることができずに終わったのですが、
一つのパソコンで、絵を書いて、それを動かし、BGMをならして
ルールをプログラムして、敵をだして。。。。
という一連のことを体験できました。
数多くの企画倒れ、未完成ゲームを振りかえってみたときに、
完成しなければ、やらなかったことと同じ。
どんなに、単純、小さいゲームでも完成したものには敵わないと
言うことを学びました。
これは、今の仕事でもずっと心に思っている言葉です。
でも、趣味でプログラムするのが一番楽しいです。
仕事でプログラムはしてはいけません。
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