英工舎 宮型柱時計 アルミムーブメント 昭和10年代【W370】〔120〕
英工舎(鶴巻時計店英工舎)の希少なアルミムーブメントの宮型柱時計、昭和10年代に製造された物です。
鶴巻時計店英工舎は大正5年(1916年)に時計卸業の「鶴巻時計店」として創業され、その後大正8年から自社の製造部門を「英工舎」として時計製造を開始しました。
一時は精工舎に次ぐ生産数を誇り、その後昭和10年(1935年)には腕時計の生産も始めましたが、戦後は衰退し昭和20年代末頃に姿を消したようです。
こちらの柱時計は箱型の本体の上部に装飾の入った「宮型」と呼ばれるタイプの柱時計です。
文字盤の中央上部や渦鈴の台座(ボン針台)には鶴巻のTSUを組み合わせた同社のトレードマークが入っています。
特筆すべきはムーブメント(機械)がナット等のごく一部を除いてアルミ製である事です(画像5枚目)。
これは戦時下の統制経済のもと、民間からの金属供出が始まった頃にそれまでの真鍮や鉄の代用品としてアルミ等の別素材を使用したという、当時の時代背景を今に伝えています。
真鍮製の物が多い文字盤の枠が黒い樹脂製になっているのも同様の理由と思われます。
振子室の硝子窓には縦に2本カットラインが入っており、真鍮製の振り子の玉に反射する光が、振り子の左右の動きに合わせてカット部分を光らせる趣のある装飾になっています。
時打は正時(0分)の時刻の数、このサイズにしては低目の「ゴーンゴーン」という余韻を持った深い音色で鳴ります。
各部に経年による細かな傷や文字盤の変色等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0~2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約47.7cm 幅:約25.7cm 奥行:約12cm (いずれも最大部)
〔送料/120サイズ〕
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