精工舎 文化型柱時計 硝子製振り子 昭和10年代頃【W365】〔100〕
精工舎の文化型柱時計、昭和10年代頃に製造された物です。
明治25年創業の精工舎(現SEIKO/セイコーホールディングス)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社では長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造されています。
こちらの柱時計は昭和になってから製造され始めた「文化型」と呼ばれる箱型の柱時計の一種です。
前面の扉の上下に円形の文字盤と合わせるように膨らみを作り、振り子室の窓もオーバル型で3枚に見える様に工夫したデザインになっており、精工舎の大正時代末〜昭和初期頃のレトロモダンな雰囲気を感じさせる一品です。
金属製の文字盤はツートーンカラーで、見やすいインデックス(数字)と直線を基調とし中抜きされた意匠の長短針との組み合わせがとてもスマートな印象で、時刻の視認性も非常に良いです。
また、こちらのムーブメント(機械)は振り竿の軸が中央から向かって僅かに右側にあるので、振り子を掛けると中央から向かってやや右側に振り子の玉が来ます。
それこそがムーブメントを換えられる事なく、オリジナルのまま残っている証拠です。
特筆すべきは振り子の玉とボン針台(渦鈴〈うずりん〉の土台部分)が硝子製である事です。
これは戦時下の統制経済のもと、民間からの金属供出が始まった頃にそれまでの真鍮や鉄の代用品としてアルミ等の別素材を使用したという、当時の時代背景を今に伝えています。
金属製と比べて硝子製の振り玉・ボン針台は落下や経年劣化で破損しやすい為、ひび割れや欠けの無い綺麗な状態で残っているのは稀だと思います。
時打は正時(0分)の時刻の数、やや高めのゴーンゴーンという余韻のあるよく響く音色で鳴ります。
各部に経年による傷や文字盤の擦れ等の痛みは見られますが、目立つような大きな傷や欠け・割れ等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0〜2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約41.5cm 幅:約21.5cm 奥行:約10cm (いずれも最大部)
〔送料/100サイズ〕
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