東京芝浦電気株式会社 A.C ELECTRIC FAN 昭和10年代後半【S049】
レトロな東京芝浦電気株式会社製の扇風機、昭和10年代後半頃に製造された物です。
1939年(昭和14年)に東京電気株式会社と芝浦製作所が合併して生まれた東京芝浦電気株式会社(=現在の東芝)製の扇風機です。
大正時代末期に発売開始された『睡蓮(すいれん)』というモデル名の製品で、台座のプレートには『TOKYO SHIBAURA DENKI K.K.』と社名が入っています。
羽のガード(カバー)は本数の少ない大正時代の初期型の物に交換されています。
※ガード(カバー)前面中央にあるGE(General Electric)社の物に似せたマークの『SEW』はShibaura Engineering Worksの頭文字を表しています。
各部に経年に寄るペイント剥がれやサビ、折れたガードの補修跡等の痛みはありますが、風量調節(0:電源オフ/1:最強〜4:最弱)及び首振り機能は全く問題ありません。
可能な限りの清掃とグリスアップ、首振り機構部分の内部のグリス交換は行いましたが、それでも現代の製品に比べると稼働中に細かな振動はありますので、予めご了承ください。
また配線等は当時のままの状態ですので、実際にご使用される際は十分にご注意ください【注】。
【注】基本的に当商品は『オブジェ』『置物』扱いでの販売と致します。
サイズ/高さ:約42cm 幅:約34cm 奥行:約22cm
台座部分直径:約18cm
(いずれも最大部/電源コード含まず)