当初の計画ではトマムではなく釧路に泊まり襟裳岬を回って苫小牧まで進む予定でした。

しかし冬のバス便を調べると上手く回ることが出来ません。

全体の予定では苫小牧で1日空きがあります。

それは気象条件等で飛行機に乗り遅れるのを防ぐためです。

今回の航空券は企画型旅行であるため自己責任での計画変更は出来ません。

なので乗り遅れは絶対に回避しなければなりません。

そのために札幌の近くまで早めに戻っておきたかったのです。

 

という事でトマムを出て苫小牧に向かうことがこの日の予定です。

 

トマムは無人駅なので指定席を取ることは無理です。

自由席に空きを探します。

二人がけの席が無い状況ですが何とか座ることは出来ました。

南千歳で乗り換える予定です。

ところが、追分で止まったまま動きません。

 

車内放送を聞いているとこの駅は室蘭本線の駅のようです。

特急列車とかが走っているのは実は色々な線を乗り継いでいます。

ということはこの駅から室蘭まで線路は繋がっています。

調べると直ぐに出る普通があります。

迷うこと無く乗り換えます。

 

結果的には乗り換えることで得たメリットはそれほど無かったようですが、知らない線に乗ることが出来るのは正に怪我の功名だったと思います。

 

苫小牧を選んだ理由は特にありません。

札幌の宿が混んでいたので代替地です。

ですが新千歳空港には札幌より近いので最後の宿にするには便利な場所です。

 

余裕の1日については、こういう時にしか行けない場所を考えました。

それは「森のいかめし」です。

ホームでの販売が無くなったので買うためには一度降りる必要があります。

しかし特急は1時間に1本以下です。

フリーきっぷなので苫小牧から森まで乗ってそのまま苫小牧に帰るとしても費用的には同じです。

 

ある意味時間つぶしかも知れませんが、物産展ではなく本場のいか飯を食べたかったのです。

 

それはまた次回。