<億り人になるには1億4千万円必要?>

 

ここ数ヶ月、株価が低迷しておりましたが、先月から急に上り調子となったためか、個人で保有する金融商品の円換算・評価額ベース+現金預金が一億円を越えました。

 

ただ、金融商品は あくまで円換算・評価額ベースなので、25%は差し引いてみなければならないとも考えております。

・現金化すると所得税分目減りする(今のところ20%)

・最近の円安で下駄を履かされている(約5%?)

 

更に、米国の今後も不透明ということもありますが、株価は通常でも1割が誤差とのことですので、あわせて40%くらいの のり代がなければ、「億り人」とはいえないような気もしております。

 


<リスク分散も難しい>

 

最近の記事を見ると、債権の動きがおかしい(株価がさがっても上がらない)ようですし、リートも先行きが読めません。

ということで、リスク分散として わかりやすいのは、現金、金、あたりになるようです。

とはいえ、日本円に関しては、日本の国力は今後低下するしか無いように思われますし、円安傾向が続くとも思われ、金の値動きも悩ましいものがあります。 米ドルで持つのも、行ってこいの手数料を結構とられますし、あまりいい思い出がありません。(あくまで個人的な考えになります)

 

安定した億り人になるのも楽ではないようです。

 

 

<「億り人」でも貧乏気分、株価に左右される老後>

 

日本では、「億り人」から「富裕層」に分類されるらしいですが、私の場合、金融商品に手をつけず(取り崩すのは、なるべく先延ばしにしたい)、現金預金を取り崩してくらしているので、裕福という感覚はまったくありませんし、とても贅沢できません。

 

また、道楽で始めつつある、ひとり会社に関しては置いてくとしても、日々の生活費とは別に、不動産(建物の方)のメンテ費用や相続税処理などで、ここ数十年で結構 現金が必要になります。

 

金融資産の取り崩しタイミングですが、以下3っつの節目があると考えております。

1.年金がもらえるまでは、なんとか持たせたい

2.安定した「億り人」たる1億4千万円(できれば年金をもらえる前に到達したい)

3.株価暴落50%まで想定した2億円(次の大暴落に間に合えばいいのですが)

 

 

 

リタイヤ後、本格的に?資産運用を始めた時、リスク分散(株暴落対策)という意味で、現金預金は それなりの割合で残しましたが、当分、株価に左右される不安定な老後になりそうです。