こんばんは。
昨日のテーマの続きのお話です。
銀行に融資申し込みに行った際、こちらから、
「配偶者の連帯保証は、勘弁してほしいのですが。。。」
と相談をする際、下記の3通りの返答が返ってくると思います。
1、銀行として、配偶者の連帯保証は要らない、と言われる場合。
最近、メガバンクなんかで増えてきました。
債務者が自分自身(個人)の場合は、連帯保証人なしでの融資となります。
私も3本はこの形態です。
2、法人融資の形態にして、代表者(つまり、あなた自身)のみの連帯保証とする場合。
法人融資ならば、連帯保証はあなた自身のみでOKというところが、かなり多いです。
地銀や信用金庫がこの形態が多いです。
法人を作ると管理コストが、という話もありますが、得られるメリットに比べたら、
大した手間ではありません。
また、新設法人でOKなので、融資の仮審査が通ったタイミングくらいで
登記申請をすればいいでしょう。
一点注意で、あなたのお勤め先が副業禁止で、仮にばれてしまった場合、
これもいろんな人からの経験則ですが、
個人で借り入れていればギリギリ言い訳が通りますが、
法人の代表者だと、白か黒かで言うとクロと判断されると思います。
ただ、普通に生活していて、あなたが設立した法人が表に出ることはまずありません。
あなたの勤め先の社員が、本名、生年月日や現住所だけの情報で、
あなたが代表をやっている法人を探し出すことは、至難の業です。
(一応、方法がないわけではないのですが・・・)
3、団体信用生命保険に加入することで、配偶者の連帯保証を免除してもらう場合。
第一地銀に多いです。
融資してから、完済する前に、あなたに万が一のことがあって、
配偶者が相続を拒否した場合に備えての連帯保証なので、
それであればあなたに万が一のことが会ったときに自動的に
融資が完済になるシステムにしておけばいいのです。
欠点は、保険料として、融資利率が0.3%くらい上がります。
あと、数千万円を超えてくると、保険に加入するのにアンケートみたいな告知だけでは
ダメで、医者に行って、血を抜かれたりして、なかなか大変な健康診断があります。
と、長々と書きましたが、
配偶者が非協力的なくらいで諦めないことです。
時代は連帯保証なしに向かっています。
ちなみに、この方針に関してだけは、緩くなることはあっても、
厳しくなることはない印象を持っています。
つまり、一度保証人なしでOKとなった銀行が、支店長が変わったくらいでは、
次回融資から連帯保証絶対必要、なんて言い出したりして来ないのです。
