最近、ますます自分の働き方について考えます。

「仕事」ではなくて「働き方」。

東京に居ることは、
「勤務時間を考えて事務の仕事をやろうかな」
「どうやったら定時に上がれるようになるかな」
「育児休暇や産休をとっても仕事を続けるかな」
そういうことを考えることが多かったのですが、
今はちょっと違う。


「生活に必要最低限のお金をどうやって生み出そうかな」
「自分の好きなことをやって、どうやったら利益がでるかな」と、
そんなことを思うようになりました。


正社員とか、契約とか、派遣とか、バイトとかパートとか。

いろんな呼び方があって、それぞれ働き方が違って、
どれが一番自分に合っているんだろう、なんて
東京に居ることはよく考えていたけれど、
実は、今はそういう視点では全く考えなくなってしまいました。

正直、それぞれの名称は
ひとまとめにして呼びやすいようにしているだけで
今の私にとっては、たいした違いが無いような感じがするからです。


もちろん、長い目で見たときの将来の保障とか制度とか、
大きな違いもたくさんあるけれど、

どういう雇用形態かではなくて
何をしていて、どう働いているのかを考えたい、と思うようになったのです。


もしかしたら、今の私は、
わかりやすい言葉で言ったら、
フリーターなのかも知れないし、ニートと呼ばれるかもしれない。


でも、会社に勤めていたときより、よっぽど生き生きしているし、
やりたいこともたくさんあって、毎日とても充実している。

正社員で働いていても、
死んだ魚のような目をしている時があったことを思うと、
どちらがいいかなんてわからない。



移住をしてからますますそう思うようになったのは、
きっと、ここには、本当に自由な人が多いから。

自分らしく働いて、自分らしく暮らしている人が多い。


本当に、自由業。
ある意味、ひとりひとりが個人事業主のような。
必要なときに仕事を取って、好きなことをして、
自分自身で調整をしている。


何事もそうだけど、
ある程度自分で調整ができれなできるほど、
ストレスも少なくなるもの。





雇われて働くのも、一つの選択。
でも、雇われないで働くのも一つの選択なんですよね。


ここには、東京のような選べるだけの仕事があるわけじゃないから、
「仕事がない」と言われるけど、

それでも自分にできることで、自分で稼ぐ、ということを
少しでも頭の隅においておけば、
いなかでの働き方の幅も広がるんじゃないかなぁ、と今は思います。


もちろん、本当に簡単では無いことばかりだけど。

私もまだまだ模索中…。