週の真ん中の休みのせいか、
今日はなんだか金曜日な気分。


ごそごそと部屋の掃除をしつつ、
ふと物思いにふけって考えごと。

そんな夜です。


そういえば、ふと
先日の「エコな暮らし方ツアー」に参加された方と
話をしたことを思い出しました。


その方は私と同じ20代、
私の一つ上の方でした。


漠然といなか暮らしに興味があって、
参加を決めたそう。

東京での日々の暮らしのこと、
私の移住までの経緯のこと、
実際のいなか暮らしのこと、
色々と話をしていく中で、

「たとえば、このまま仕事を続けて、
結婚して、子どもを生んで、家を買って…って、
理想なのかもしれないけれど、なんかなぁ、と思う」と。


そうそう、私も東京にいた頃に、
同じように「なんかね…」と思っていました。
その「何か」が何かはわからないけれど…。


理想の暮らしなのはわかってはいるけれど、
何か違和感を感じていて。

かつては、その理想を目指して日々過ごしていた時もあったけれど、
目指せば目指すほど、
私の中でその違和感は大きくなっていきました。

そんな日々の中、
ふと思って、考えて、
私の根本にあるものは日々の暮らしの中にある、と思い、
いなか暮らしを決めたのです。

それがずっと、私の中にあった違和感だったのかは
はっきりとはわかりませんが、
今、その違和感を感じることなく日々暮らしていることを思うと、
少なくとも、今の生活が自分にあっているのかなぁ、なんて思ったり。


そんな話をしました。


私はその方と話をしながら、
私と同じような違和感を抱いている人が
実際にいることを改めて実感しました。


役に立てるかはわからないけれど、
そういう人たちにとって、
私の選択、今の暮らしは参考になるのかなぁ、と、
自信はないけれど、最近思います。


実際、2日間のツアーを終えて帰られるときには、
「こんな生き方もあってもいいんだ、と思いました」と、
感想を頂いたことを思うと、少しは役に立っているのかもしれません。


私は、社会を動かすような大きなことはできないけれど、
かつての私と同じような悩みを抱えた人へ、
「いなかで暮らす」という選択肢を示すことはできるかもしれないな、と思いました。



無理せず、あせらず、
自分のできることを、自分らしくやっていこう、と
改めて思ったのでした。