もうじき8月も終わりですね。

いすみ市内では早くも稲刈りが始まり、
つい最近まで金色だった田んぼがすっかりさびしくなっています。

8月が終わると同時に、
私がいすみに移住をして、ちょうど半年が過ぎます。

夏の終わりと同時に、
この半年をちょっとだけ振り返ってみました。




駅から徒歩3分のオートロック付き、
真新しい新築物件(贅沢にも床暖房とかついていた…)から、
田んぼに囲まれたいなかの物件に引越しをしたあの日。

家の前の路地はトラックが入れるか本気で心配しました。



渋谷まで電車で20分、
コンビニは家から数秒、
お店もたくさんあって、便利な日々から一転、

最寄り駅がもはや最寄ではないくらい遠く、
(歩いたらたぶん40分ぐらいかかるかも…)
毎日のように家の中へ入ってくる虫と戦う日々へ。


ほんとうに、生活そのものが大きく変わりました。


東京で生活していた頃にはあって、
いすみに移住してからなくなったものを挙げていったら、
キリがないくらい。


でも、

移住をしてから
色々なものがなくなった分、
時間ができました。


不思議なことに
やりたいことが増えました。


そして、一つずつだけど、
やりたいことができるようになりました。


季節の移り変わりとか、
月の満ち欠けとか、
今まで見落としてきた、
当たり前のことに気づけるようになりました。


今は、
日々の小さな発見が、
私を楽しませてくれ、
成長させてくれているような気がしています。



そう考えると、
東京に置いてきたものは
最初から自分には必要のなかったものなのかもしれないなぁ、と
そう思います。



とわいえ、移住してまだ半年。

自分が思い描いていた自分には
少しずつ近づいてきているような気がするけれど、
まだまだこれから。

答えはまだみつかりません。


これから半年、
移住して1年後の自分が、ちゃんと胸を張っていられるように、
ますます前を向いて進んでいかなきゃ、と、
改めて、思ったのでした。