夫婦仲をメンテナンスして離婚問題と無縁になれるカウンセリング

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こんにちは!


あなたを笑顔で元気にする夫婦問題カウンセラーのようめいです。



今日は久しぶりのオフ!


手帳を開いてみたら、9月1日以来、一日も休まず働いてました(^_^;)。


働き者・・・と言えば聞こえはいいかもしれませんが、


単に要領が悪いだけなんです・・・。



それはさておき、たまにはゆっくりしよう!と、久しぶりに「ミヤネ屋」を見てました。



番組の内容を知っていて、時間を割いて見たわけではなく、


時間ができたから、久しぶりに宮根さんにお会いしよう!くらいで、


何も考えずにチャンネルを回したのですが、


おしどり芸能人と呼ばれているご夫婦の特集のような内容でした。


(奥田瑛二さんが監督した映画が近く公開されるらしく、

その宣伝も兼ねてだとは思うのですが。)



引き寄せの法則って本当なんだなぁ~と、こういう時しみじみと思います。



さて。


安藤さんが奥田さんの愛人に放った台詞というのが凄かったですね!


「もしあなたが、本当に奥田のことを愛していらっしゃるなら、どうぞ置いてやってください。


奥田の二人の娘も一緒に・・・


私も、奥田と離婚するならば、今後の人生を考える必要がありますし、


どうせなら幸せになりたいですから。」



これは、愛人は引きますよね~



不倫をするという人の多くは、目の前のことしか考えていません。


本人は「本気だ!これこそが真実の愛だ!」と思っているかもしれませんが、


本当の「愛」であれば、相手のことを丸ごと受け止めるだけの覚悟が求められます。


この例のように相手の子どものことなどもそうですよね。



不倫は、現実逃避が発端になることが多く、


パートナーはこういう現実を見せられることで、目が覚めますし、


愛人にしてみれば、そもそもが覚悟なく不貞行為を行なっているのですから、


相手と結ばれることは考えているでしょうし、


相手と「新たに」つくる家庭を夢見たりはするでしょうが、


すでに相手が背負っているものの重さにまでは考えが至っていないでしょう。



お見事!という台詞でした。





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その日、私は研修で都心に出ていました。


会場は前夫の職場の近くです。



前夫が、「じゃあ今日はお昼を一緒に食べようか!」と言ってくれました。


嬉しくて研修にも身が入ります。



待ち合わせ場所で落ち合い、一緒にランチ。


「午後も頑張れよー!」という言葉を励みに、


一緒に帰る約束をした私は、本当にご機嫌でした。



無事に研修を終え、約束の時間に待ち合わせ場所へ。


しかし、いくら待っても前夫は来ない。



「仕事長引いているのかなぁ~?」



私の世代は、10代後半や20代前半に携帯電話はありませんでした。


一部の人がポケベルを持っていたくらいでしょうか?


友人との付き合いや恋愛に割く時間が多大だった頃に、


携帯電話が無かったことで、


相手を待つことには慣れていますし、


すれ違いも多々あったものです。



「仕事じゃ仕方ないよね・・・」と、しばらく待った後、


帰ろうか、このまま待った方がいいか、


前夫にメールを送信してみました。



しかし、返信は無し。



どうしたものかな?と思いながら、


10分くらい間を空けてメールを送信するのですが、


一向に返事はありません。



しばらくすると、「ゴメンゴメン!」と言いながら、


前夫が姿を現しました。



「遅いから帰った方がいいのか、待った方がいいのか、迷ったんだよ。」


と言うと、


「メールくれれば良かったのに。」


とのこと。



「え?メールしたよ?結構何度も。」


「えー!一通も来てないよ?」


こちらの携帯では、きちんと送信済みになっています。


おかしいな?と思いつつも、無事に会えたので、


あまり気にせず、一緒に帰路につきました。



その日の夜。


前夫がすでに寝入った頃、私は急にこの事を思い出しました。


最近、送ったはずのメールが「届いていない」と言われたことが度々あったのです。


そんなにメールの送受信でエラーがあるなら、


ショップに持っていって、見てもらう必要があるかな?と、


何の疑いもせず、彼の携帯を見てみたのです。



するとそこには・・・


「○○、愛してるよ。」


「予定がわかり次第、連絡するよ!次は○○へ行こう。」


「早く会いたいな。声だけじゃさびしいよ。」


そんなやり取りが残されていました。



全身が心臓になってしまったかのように脈打ち、


息が荒くなって、指先が痺れて来ました。


以前、過換気になったことがあったので、


キッチンからビニール袋を持ってきて、


口にあてて、呼吸が収まり、指先の痺れが無くなるのを待つのですが、


一向に収まってくれません。



何かの間違いだろうと、


前夫を信じたい気持ちでメールの履歴を追うと、


私の送信したメールは全て届いており・・・


つまり無視されていました。



何故、無視をされていたか。


愛人とのメールで忙しかったようです。


私の送信したメールは、


二人の熱いやり取りの間に、ひっそりと埋もれていました。



愛人に返信をするのに忙しく、私への返信はされなかったようです。


私と合流すれば、頻繁にメールを送信すれば怪しまれます。


だからそれまでに。


愛人との会話を楽しんでおきたかったのでしょう。



当然ですが、一睡もできないまま朝を迎えました。


一晩中、体全体が脈打つような感じが消えず、


何度深呼吸をしても、息は荒いままで、体はグッタリと疲れています。


なのに、頭は「眠気」とは程遠く、


かといって、意識がクリアというわけではありません。


呆然としたまま、時計の秒針だけがやけに大きい音で聞こえたことを覚えています。



私たちは比較的仲がいい夫婦と自負していましたし、



いろいろとあっても、これが夫婦の歴史になっていくのだろうと、

あまり多くは望まないように、自分の心に蓋をしていたことに気がつきました。



「愛している」


そういえば、言われたこと無かったな・・・


最後に言われたのは、いつだっただろう?


結婚してから言われていないかもしれないな・・・



それから私は、数年をかけて、


「求められる女性」になることに試行錯誤を繰り返しました。


過去と相手は変えられない。


変えることができるのは、未来と自分なんだと、繰り返し言い聞かせ、


今の主人との関係を手に入れることができました。



相手を責めているうちは、それはできないこともわかりましたし、


安寧の日々は危険を多くはらんでいることもわかりました。


常に、愛する技術を会得していくことが大切なのだということも。



「愛している」と言われていますか?


「必要とされている」ことを実感できていますか?




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その夜、私はぼんやりと夜空を眺めていました。


前夫は無類の酒好きで、職場の同僚や仕事関係の人と呑みに行くのは日常茶飯事。

なまじ年収が高かったこともあり、終電を気にせず、

タクシーで帰ることもまた、日常茶飯事だったのです。

だから終電を過ぎても帰ってこないことも多々あり、

あまりにも、「いつものこと」なので、私はそれを気にしないようになっていました。


その夜も。前夫から帰宅が遅くなる旨のメールがありました。

だから、「いつものこと」だったハズです。

何もかもがいつもと同じでした。


なのに私は眠れなかった。今日は平日で明日も仕事だと言うのに・・・


それは多分、前夫のメールの内容だけが、いつもと違ったからです。

「大阪からVIPが来ていて、接待で遅くなる。」

「VIP」なんて言葉を前夫が使ったのは、これが始めてでした。

「お偉いさん」「今後に繋がる人」・・・いろいろな表現がありましたが、

「VIP」?


心の中に薄暗い雲が湧き上がり、寝ようとしても眠れません。


大好きな作家の本を読んでみたけれど、ストーリーは頭に入らず、

「集中っ!」と心に念じて本に向かうも、全く駄目。

数十分は読んだだろうと思い、時計を見ると、数分しかたっていない。


仕方なく私は、ベランダに出てみました。

季節は秋。

朝晩は肌寒くなってきており、何か羽織らないと長時間は外にいられない頃です。


ベランダに出て、私は自分の体が火照っていることに気がつきました。

夜風が心地いい。

夜空を見上げると、星がまたたいているのが見えます。


けれど、しばらく見ていると、星が涙ににじんで見えなくなってくるのです。


「何も悲しいことなんて無いのに・・・」


いつものことのハズなのに何故か心がざわめくことが、不安になりました。


これが虫の知らせってやつで、彼の身に何かあったんじゃ・・・?

警察や病院から電話がかかってきたらどうしよう・・・?

でも、「接待」と彼は言っていた。

接待中に用もないのにメールをすると、彼はとても怒ります。


時間が過ぎるのが異常に遅く感じ、

「夜中のうちには帰る」と言っていた彼のメールを読み返しながら、

「先方の宿泊先を手配し、送り届けたら帰る」と書いてあったな。

「先方は明日、大阪に朝一番で帰る」なら、そう遅くはならないよね。

盛り上がっているだけ。

きっと大丈夫!

ドラマじゃあるまいし、実は事故に合っていて、

知らせを受けて泣き崩れる私・・・なんてこと無い無い!と、

自分をなだめながら、彼の帰宅を待ちました。


結局、前夫が帰宅したのは、夜中の3時。

私が起きているのを見て、ビックリした様子でしたが、

「なんだ~寝てれば良かったのに、どうしたん?」と微笑む彼。

彼が無事に帰宅したことで、安心した私は、

突然訪れた眠気に耐えられず、

前夫が着替え終わるのを見届けて寝室へと行きました。


後に彼が不倫をしていることがわかり、その証拠を集めだしたところ、

この夜、前夫は愛人と一緒にいたことが判りました。


今でも忘れられません。

あの、胸をかきむしりたくなるような、不安な思い。

そして、純粋に彼の身を案じていた自分が情けなくて、悔しくて・・・


それからしばらく、私は星を見ることができなくなりました。

夜空を見上げると、涙で星が見えなくなるからです。

星が姿を消したのは、私自身の心が健康でなかったからと思っています。


はっきりと、私が夜空に星を見ることができるようになったのは、

離婚が成立し、今の主人と出会い、

主人と初めての旅行に行ったときでした。

ホテルの窓から夜空を見上げると、

プラネタリウムのような星空!


星空なんて見なくても、人は生きていけます。

けれど、見上げたときに、星の無い夜空とは何とさびしいものか。

以来私は、自分の心の状態を測るバロメーターとして、

星空が見えるかどうかを気にするようになりました。

心が曇っていないかな?

ただの「点」でなく、キラキラと輝いて見えるかな?と・・・


今日も満点の星空。

それをこうして見れることに感謝の気持ちでいっぱいになります。


あなたには星空が見えていますか?



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