この頃、私の頭の中で、
体外受精という言葉があったのは事実だ。
しかし、それを恐らく妻は受け入れてくれはしまい。
そして、私は離婚という言葉をとにかく恐れていた。
そうこのジョナリス(Jonalis)が届くまでは。
届くやいなや、私はそれを早速飲み始めた。
妻にも理解してもらう為、
私も必死になって努力をしているんだ、
という見せつけでもあったろうが、その経緯を全て話し、
妻の協力の元、ジョナリスを試す事になった。
妻の態度はまだどこか浮かないものではあった。
私に冷めかけてすらいたかもしれない。
私はジョナリスは36時間効果が続くと言う事なので余裕をもって夕方くらいから飲んでいた。
そして夜
私は妻を出会った頃のような緊張を持って妻をベットに誘った。
この時の妻は、理解し始めてくれていたのかもしれない。
快くあの時のような優しい眼差しで、
OKしてくれた。
そして、僕達はまるで初Hを迎えたカップルのように快楽に包まれた。
私のアソコも結婚して以来、あの悪夢以来、
いや人生で一番の硬さであるのが自分でもわかったし、
妻もそれを十分なくらい感じていた様子だった。
ジョナリスの効果があったのは事実であり、
恐らくここまでの努力や、「きっかけ」というものが
私たち夫婦を燃え上がらせたのでないだろうか。
気づくとどのくらいの時間が流れていたのか。
3時間以上経過していた気もする。
私の横で寝ている妻の目からは
うっすらと光り輝くものが映っていた。
そして、それを見た私も涙を流さずにはいられなかった。
その日を境に、
あの重重しかった我が家の空気は
まるで嘘だったかのように
僕らは新婚に戻ったかのうな時間を取り戻した。
そして、その2ヶ月後会社にいた僕に一本の電話が鳴る。