お久しぶりです

 

今日は福島を起点に鉄道を堪能してきました。

なぜそうなったかというと、長くはなるのですが、その時の気分によるというかなんというか。

本当は白石城を見て帰るつもりだったのですが、ここまで南下したなら福島行っちゃお~となったわけです。(何の説明にもなっていない)

 

まずはかねてより見てみたかった、奥羽本線の峠駅。鉄道交通の難所、板谷峠を越えるために設置されたスイッチバックに付随する駅ですね。シェルター、スイッチバックの跡地などが特徴的な駅が並ぶこの区間を走る普通電車は719系5000番台。山形新幹線乗り入れの都合上標準軌仕様です。顔がなんとも懐かしい。首都圏からはすでにいなくなった211系の顔です。東海道線のアナウンスで、「3つドア、10両です」などとドア数を案内していたのも今は昔。

雪景色がまぶしいですね。最近の車両はほとんどの場合、窓にUVカット加工などがなされていると思いますが、そんなものはありません。でも美しいことに変わりはなく、そのまま窓の外を眺めていました。

 

峠で6分滞在し、福島行に乗って帰ってきます。さぁ、どうするか。阿武隈急行に乗りたいが、それまでにはまだ時間がある。ということで、福島交通飯坂線に乗ってきました。元東京急行の1000系電車2両のこじんまりとした路線です。駅の間隔も短く、地方都市の路面電車のような感覚なのでしょう。

小一時間で福島に戻れましたので、今度は阿武隈急行に乗ります。阿武隈急行の運転系統はいくつかの区間に分かれていることが多く、今回も例外ではありませんでした。まずは福島から富野まで、8100系電車で移動します。この8100系電車、国鉄時代の近郊型電車を基に作られたということで、なるほど、座席を筆頭に車内の雰囲気は、博物館でしか出会えないようなものでした。好きですね、ああいうの()

 

ただ、いくら好きだからといって、いつまでもその車両を使い続けろ、というのはマニアのわがままというやつでしょう(笑)。当然、沿線の方々は新しい、快適な電車を望むでしょうし、鉄道会社も、整備性がよく、省エネな電車のほうが都合がいいものです。8100系が走っているうちに楽しんでおこうと思います。

 

話を戻しましょう。富野からは一日2往復の東北本線直通便です。こちらは新型車両AB900系。E721系そのままです。ただ、奇妙なことに、車内のチャイムが、JR東日本の特急で使われる、いわゆる4打点チャイムなのです。最初聴いた時は驚きました。あぶくま、丸森などを通り、槻木からは東北本線を北上し、旅の起点、仙台に到着します。

 

前回、前々回に続き、下手な文章と雑な写真で申し訳ないのですが、、、

 

今回はこの辺で。