すこし古い作品ですが、新刊の頃から関心があり、文庫本が出たため購入し読みました。
読みごたえのあるくらい長編ではなかったが、最後までモチベーションを高く保ったまま読み通すことが
できたので私にとっては良本に入れても良いだろう。
普段の日常では気づかない平凡で些細なことを幸せに思う気持ちを思い出さしてもらえる作品です。
また、どんな人生においても陰の部分はあると思うし、出会いもくると思う。ただ、何歳になっても主体性
を忘れず、行動していく過程で、運命を全うする姿勢が大事になる。
個人的には人生の陰というテーマに関心があり、それをどのようにしてクリアしたかよりも、その時代に何を
思い、考え、感じとり、どのような行動をとるのかという点に興味をそそられる。
やっぱり自分はマイナー志向で変わってるのかな?
どんなジャンルの分野でもナンバー1より、陰ながら渋い成果を出している人間・組織に惹かれる。
小説としては短編が何個か集められており、それらが微妙にリンクしているといる構成になっている。
こんな構成の小説には初めて出会った。
とにもかくにも、自分の日常を振り返り、これまで当然と認識してきた平凡な事象に価値を見いだし、
自分に関わってくれる存在に感謝の意を伝えよう。そしてこれからの人生のあり方を再考する。
また、人間の多様性、陰のある人生、マイナー志向性、いぶし銀な存在というジャンルを今後も追究していく。