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トーベ・ヤンソン生誕100周年とか。巷にムーミンが溢れてます
幼稚園のころ、タイガースやら「黒猫のタンゴ」やらが流行ってた頃。
私のおぼろげな記憶ではたしか土曜の夜19:30からの30分番組で最初のアニメ「ムーミン」(岸田今日子さんが声を演ってた)の放映がスタート。
幼稚園の先生が「みんなは夜ふかしをしないで、7時にはTVを消して寝ましょう!」と言ったのをクラスの園児全員で『エーッ?! 7時半からムーミンがあるの
にー?!』と反論したのをなぜか覚えています。
小学校時代、講談社刊のハードカバー豪華装丁の(値段はたしか680円だった)ムーミン全集は、近所の本屋さんにも小学校の学級図書にも町内会の児童図書館に
も、どこにでも置いてありました ベージュともグレーともいえぬなんとも柔らかな色の地に、ページいっぱいの1枚の原画が彩色を施されてずっしりと配置された立
派な表紙で。あの薄暗い感じ・・今思い出してもわくわくします。
トーベさんの点描画に、ムーミン谷の世界観に、圧倒的に魅せられました(『ムーミン谷の仲間たち』第1話“春のしらべ”を読んでなかったら作曲をするようになった
かどうか疑わしい・・)が。
山室静さんの訳がよかったな と思ってるのです たしか8つの全集のうち(いまは9作品)の、3作品を手掛けてらしたはず。
山室静・・詩人、文芸評論家、翻訳家 とウィキペディアにあります アンデルセンだとか北欧神話だとかいろいろ仕事をされている・・この方の用いる日本語がとても
きれいだったのです 「だしぬけに」とか「あらゆる」とかちょっとした言い回しがやわらかくて詩的な感じがしたものです・・訳文が原文のスウェーデン語のニュアン
スに忠実なのかどうかは知りませんけど、日本語としてね・・ていねいできれいな好い日本語だったなって思ってます
今でもよく読み返す私のムーミン童話ベスト3は 1、ムーミン谷の仲間達 2、ムーミン谷の十一月 3、ムーミンパパ海へ行く で