何で人のために役立てるか?

お金を与えれば直ぐ自分が困る。

本を書くことも、発明も出来ない。

しかし、希望と勇気を与えることが出来るだろう…

喜びや愛や美も与えられるかも…

与えるのではない…

相手が既に持っている物に気付かせることだ。

これはあらゆることの中で最大の施しであるかも知れない。

だから、どうやってこれらの物を与えるか?

まず精神的内容を固め、簡単に得られる方法を考えることだ。
樫の大木を見ていた。

風が吹いているようで、

枝枝は一様には揺れないで、

それぞれの方向に、好き勝手に、

いやいやをしている様だ。

海中でいそぎんちゃくがゆれているように…

樫は一斉に芽を出した。

その緑は、様々だ。

人の言葉の乏しさ…

緑の違いを表す言葉がない。

あたり一面

ニュアンスが違う緑一色
ある日僕は、緑のじゅうたんの上に四角い形の光の明るさをじっと見ていた。

光の色なのだろうか…?

それとも空気の色なのだろうか…?

椅子の影の色も美しい光の影の色

はっきりと区別していないが…

鋭い区画を造っていた。

光と影と椅子

もの言わぬものたちの占めている位置

ある人と会う前の時だった。

窓からは葉しげみが…

その向こうの空が

そして光が一杯はんらんしていた。