アメリカにいる離婚を考えている人、私にDMなどは送ってこないでください。

アメリカは州によっても 法律が違うので ネットで知り合った人やネットでの情報収集をすると 離婚裁判、親権裁判 失敗しますよ。


私からアドバイスできることは3つだけです。


1) 仕事を探すこと。仕事を持っている人はその仕事場での生活で

できる限り揺るぎない、確固たる関係と安定を気づいてください。

収入自体は少なくても、最低賃金での仕事だとしても、仕事をしていることが 自立していることともなり、親権を争っている場合仕事をしていることは不利にはならないはずです。

相手との収入と自分の収入二アンバランスがある場合は、養育費(チャイルドサポート)

子供がいないカップルでも、収入差を埋めるためにスパウザルサポート(Spousal support) で当面のあいだ、数年間くらいはサポートの支払い命令をもらえるかも知れません。

が、自分の基本的な生活費に関しては自分で稼いでいく覚悟位は裁判所に見せたほうが良いと思います。


2)そして次。これはとっても大事です。

 弁護士さんを探しましょう。

弁護士費用は、相手との収入に差がある場合(州によっては離婚起因を抱えた方とか、その他諸々の要因が考慮されたりされなかったり)弁護士費用が相手に請求できたりします。

うちの場合も、収入に差があったのと、元夫からの色々な嫌がらせ的な申立に立ち向かわなくちゃいけなかったときに弁護士を立てなくてはいけなかったりしたので、私の弁護士費用を元夫に請求できるよう裁判所に申し立てをして認めてもらいました。

どういう条件下ならば弁護士費用もひっくるめて相手に負わせつつ戦えるかとか…というのは、直接弁護士に聞くしかありません。

初回相談無料の先生もいるので、頭金は実費になることもありますが(私は頭金実費でしたが後で元夫から回収できました)今いる州の弁護士さんについてもらうことを 


ずぇったい (絶対)おすすめします。



3)そして、もう一つ私自身にも毎分のように言い聞かせていることですが、Resilient でいること。

”絶対負けない 柔軟性 しなやかさのある抵抗力を備えること” です。


私の離婚は絵に書いたような地獄劇でした。

離婚するとなって、クソ(元夫)がアパートに移り住んでから、私は通報されまくり

市警察(ポリス)、郡警察(シェリフ)、動物愛護協会(Humane Society:飼い犬がいたので)、児童相談所(DHS)、移民局(義母が通報したらしい)などあど、ありとあらゆるところから私のところに送られてきました。


気が滅入りました。


子供が危険な目にあっている

躾のなっていない犬を使って 子供を”しつけという名のもとに” 虐待している。

子どもがネグレクトされている危険性がある。


などなど。

通報されたことは数知れず。


私は自分の親に

警察とか裁判所とかにお世話になるような生き方をするな

真っ当に、誠実に生活できる人であれ と育てられてきました。


そのことも元夫は知っているので、ああやって警察や児童相談所の職員さんを送られたり

見に覚えもないことで尋問受けたり調査されたりというそのプロセス自体が辛かった。

それ自体が元夫が仕組んだ ハラスメントであったのだと思います。


息子の嫁(私)グリーンカードを取得するために、息子(元夫)と一緒になったが偽装結婚だった。そのグリーンカードも切れているはずだから日本へ送り返せ。(2回)

などなど。

元義母からも攻撃が続きました。

裁判に証人として電話で参戦してきた義母は

私はアル中で里帰り中にも私は酒に溺れ、その間孫たち(私の子どもたち)の面倒は自分(元義母)が見る羽目になり・・・

などなど、アリもしないこといわれ 辱められました。義母のその証言がなにか判決に影響したかといえばそうでもないのです。

でも 里帰りをさせて 子どもたちにおばあちゃんをあわせてあげたい と、シフトを増やしお金を工面して夏休みに会いに行っていた自分が数年前までいた事。

元夫、(義母にとっては 無価値のアホ息子)はそんな会いに行かなくてもいいよー お金もったいないよー と言っていたのに。

なんで足繁くそんな夫の実家に会いに行くためにお金をと労力と時間を費やしてしまったのか。

何だか 当時の自分が 悔しいほどにアホに思え、

惨めな思いでいっぱいでした。



頻度としては隔週一回程度、今月は静かだな と 思っても何かしらが知り合いや共通の友達からあったりして。


通報地獄 は 離婚裁判を初めてら1年ほど続きました。



殆どは警察の方々が、子供の安全確認とか元夫の通報内容の確認などです。

一回の訪問は10分程度で、話をする程度。

警察官の方々は、”通報魔に目をつけられて大変ですね・・・”みたいな同情すらしてくれることもあり

逮捕されたするようなこともなかったのですが

辱めにあっているかのような精神的苦痛は半端なく、10円玉ハゲが3個できました。

本当にきつい時期でした。


同時期、もう一つ悩んでいたのは、元夫が私の職場に電話をしてきたり、共通の友達や私の友達に電話をしていることでした。


この時本当にありがたかったこと、

それは、職場の方々が元夫からの電話や嫌がらせに無視を貫いてくれたことです。

理由なんで説明しなくても、何も言わなくても、誰も何も私に言うこともなく、

かかってきた嫌がらせの電話を切り、ときにはウィンクしながら

大丈夫よ。と 言ってくれたこと。

決してお給料は良くなかったけれど、それでも、そのお給料で自分と子どもたちの生活を維持することはできました。

家庭以外に、生活環境を持てたとこ、

人との関わりを保てたことがどれだけありがたかった・・・・



もし身近に離婚の地獄と 元夫 元妻からの嫌がらせにあっている人があったなら

お願いします。

何もしなくて良いのです。

”あなたのこと知ってるよ” ”私はあなた側、味方だよ” ”気をもむ必要もない” と 言っていただけないでしょうか。


英語では

”I know you. I got your back. no worries”

私はこの言葉に安堵を感じ、感謝をし、自分自身を持ち直すことができました。



離婚前は 日本人というククリでつるんでいるお友達が結構な数いました。

アメリカ軍の基地が密集している地域なので、入れ代わり立ち代わり 日本人妻が参加してきます。

でも、嫌がらせ地獄、通報地獄が過ぎた時 お友達として私の携帯に連絡先が残っていた日本人は2人だけでした。


海外では日本人というだけでなんか仲良くなったり、一緒にブランチしたり子育ての相談なんかで集まったりする事が多かったのですが

裁判所やら警察、児童相談所とか関わりながらの ドロドロ離婚劇の主人公になった私は

ミリ妻 駐在妻の日本人仲間からは お茶会の話題、ゴシップの標的になった後

腫れ物扱いをされ、省かれました。



辛かったな。



でも、浅い仲の日本人妻仲間やその旦那さん方にも

タブン 私の元夫は連絡して 色々あることないこと 話をし巻き込もうとしていたらしいので

面倒に巻き込まれないようにするためにも、

私は省かれても仕方なかったのでしょう。


日本人って、たぶんそういう時

”そんな話聞きたくない”とか、”巻き込むんじゃねえよ”とか言わないよね。タブン。


しょうがない。