未だに思い出しても悲しい。

7週での稽留流産でした。



その日も病院が終わったら実家に帰るつもりで居たので
父と、主人が病院に来てくれていました。

誰もが予想もしていなかった…

私は診察室から2人の待つ待合室へどうやって戻ったのか
よく覚えていないのですが
後々主人から聞く所によると
今まで見た事の無い悲しい表情をして
ふらふらと歩いていたそうで
主人はその顔が忘れられないと言っていました。


…そんなぼんやりとした悪い夢のような現実の中で
手術の説明やスケジュールを聞き、
実家へ帰りました。


実家ではまだ事実を知らない母が笑顔で待っていました。

玄関を開けて母の顔が見えた瞬間に
涙が堰を切った様に溢れ出てきました。