リセッツでは、抱っこのための道具をデザイン、製作する上で、『それぞれの目的を最大限に生かす物』という大きな目的があります。


スリングはスリングとして。

抱っこ紐は赤ちゃんをたて抱きにするときに。

おんぶ紐は、おんぶ専用として。


1つの道具で、3種類も4種類も抱っこやおんぶが出来る道具もありますが、私自身それを上手く活用できませんでした。


<抱っこ仕様→おんぶ仕様へ>、<おんぶ仕様→抱っこ仕様へ>、という切り替えに時間がかかったり、物の構造を把握するまでに、悪戦苦闘した経験があります。


結局、3種類の抱き方が出来る道具のはずなのに、私の家では『使っていない機能を搭載した、重たいおんぶ紐』として、活用していました。


そのような経験から、「ひとつの道具で何種類もの機能性を」ということよりも、「一つ一つの機能を最大限に生かした道具を、TPOに合わせて選ぶ」ということのほうが、とっても簡単だと思ったのです。


というわけで、リセッツでは上記の3種類の道具を、皆様にご紹介しています。


先日、おんぶ紐をお求めに来られたお客様が、ご試着をされた途端 『らく~~~~。こんなに楽なんて~~~』と驚いておられました。


しかも、赤ちゃんは立っちがとってもお上手だったために、おぶうときもとっても楽チンだったのです。
よちよち歩きが始まってもなお、おんぶは必要ですね。


お話を聞くと、私と同じように、リュックタイプの重たいおんぶ紐をご使用とのこと。『快適おんぶの条件』をなかなか満たせないためか、おんぶにとってもご苦労されていたご様子です。


そのご苦労の経験があるから、 昔ながらの1本の紐で出来たおんぶ紐 を体験されたら、その違いが手に取るように分かられたのでしょうね。


昔の方は、紐1本で赤ちゃんを背負い、体を使う仕事、例えば畑仕事などをしていました。
おんぶ、というものの機能は、子供と一緒に大人が作業をするための道具だと思っていますので、まずはおんぶが快適ではないと、作業が出来ません。


そのためには、着物を着るような感覚で、赤ちゃんと自分を紐で結び、密着しているほうが、大人は活動しやすいのです。赤ちゃんが背中でふらふらしていては、重心が安定せず、作業どころではありませんね。先人の知恵はすごいです。


   

しっかりした大人の肩パット、赤ちゃんのわきの下にもやさしいやわらかパットなどが付いた、リセッツオリジナルのおんぶ紐。


おんぶ相談(ご試着、使い方練習)は無料です。

そろそろおんぶしてみようかな、と思われる方は、どうぞご予約をおまちしております。