久しぶりに自分でBlog書きます(って、そんなこと言ってて大丈夫か?)
ロバストのオーナ、中安豪です。
この記事は、コワーキング Advent Calendar 2014の23日目の記事として書いています。
コワーキング Advent Calendarは、
7Fの
星野さんがFacebookに投稿しているのを見て、今年初めて知りました。
昨日は、日本のコワーキング界のドン、
カフーツの
伊藤富雄さんでした。
最近の姫路近辺のコワーキング事情コワーキングが兵庫県からスタートしたとは言え、大多数のスペースは東京をはじめとする都会にあり、地方のコワーキングってどうなんだろう?と皆さん思われると思います。
姫路市のスペックと言うのは、人口約54万人、面積530平方km、人口密度1,000人/平方kmと、中の上くらいの位置づけなわけです。 それほど悪くない感じですよね。
そんな地方都市でも着々とコワーキング・スペースが増えていき、今年も1カ所増えました。 そして現在、姫路には
ロバストの他に、
mocco、
電博堂と、3カ所が存在しているのですが、ご入店を断らないといけないほど盛況・・とは、なかなか言えるところまで行きません。
そのうえ、龍野(姫路の西隣)にToilinks(https://www.facebook.com/toilinks)もでき、コワーキング・スペースの供給は十分です!新規参入は当分要りません!! ただそうは言っても、コワーキング・スペースの需要は徐々に拡大していて、供給が増えることはこの地方にとって良い事です。
見切り発車のロバストロバストは、2011年の10月に姫路駅の真ん前のビルの二階でスタートしました。企画案のメモを書いたその日に、ビルの運営者に話に行ったら予定していた場所が偶然空いていて、それから4日で場所の契約が本決まりになり、後戻りできない状態になったのが、2011年のゴールデンウイーク明けでした。
全国的にも結構早い段階で、姫路でコワーキング・スペースって言ってみても、「誰にも伝わらないっ!」て言う時期でした。最初は「場所が確保できてラッキー!」とぐらいに思っていただけだったのが、什器をそろえ、席を作り、事務用品をそろえたり、ちょっと工事をしただけで、時間とお金がどんどん無くなり、2011年の5月から10月まで、そして開業してから1年間は人生で1,2の苦しい期間になりました。なかなか本業のコンサルタント業も動けないまま、ロバストのスタートアップに集中しました。
この時期お世話になった方々には、本当に感謝してます。
ロバストの独自システムそもそも、ロバストは本当にコワーキング・スペースなんだろうか? と自分でも時々思います。 ロバストにはドロップ・インと言う概念がありません。 月契約して、毎日のように通ってくることもあまり推奨していません。
ドロップ・インが無いと言うのは、急な利用を認めないと言う事ではなく、基本的に登録とか手続きが無くても、喫茶店と同様に使えると言う事です。飲み物代の代わりに時間チャージで課金しますが、飲み物は1杯サービスでつきます。他所で言うドロップ・インが主体のスペース運営です。
「ここでお茶飲めるか?」と来店したおじいちゃん、おばあちゃんには、「1時間400円で、好きなドリンク1杯ついてます」と説明するだけです。 たいがい「1時間もおらんからそれでええよ」と言ってご利用いただけます。
急に「5人ほどで会議したいんやけど・・」と、スーツのおじさんたちが流れ込んで来たら、「8名までのブースが空いていますので、どうぞ」と、登録無しでお使いいただいています。
そんな感じなので、利用者の平均年齢はOver 50 ?
若い女子がたくさん集まっているコワーキング・スペースです!って言いたいのですが、真逆の方向に疾走しています。
そういう人たちに、「ドロップ・インでご利用ですか?」と聞くのは、無駄としか言えません。
ちなみに会員登録はあります。「利用料が20%割引になる」だけです。会員にならなくても利用上困ることは何もありません。そして会員の1日利用料金は、960円になります。リーズナブルだと思いません?
それと、ロバストは元お蕎麦屋さんの店舗を改装したので、最初から業務用の厨房をつくり、飲食業の営業許可を取ってます。最近コワーキング・グループで話題になっていた「飲食店の営業許可」は、運営には基本的に必要だと思ってます。
仕事環境としてのロバストそんな良く分からない人が入り込んで来る所は、仕事場としてどうなんだ?と思われる人もおられると思いますが、それを問題視する方は使わないので、大きな問題は発生したことがありません。 そもそも、何かにクレームをつけられたと言う記憶もありませんし、利用者さんに何かを注意したと言う記憶がありません。
ロバストの利用者さんは、紳士淑女ぞろいのようです。
ある程度、店内のスペースが分かれているので、逃げ場所が確保されている事と、最初からその状態を割り切った人しか来ないからでしょう。情報のセキュリティーは自己責任になります。申し訳ないですけど、コワーキング・スペースでする仕事は、自分で峻別してもらうしかないと思ってます。
そして、いろんな人がいろんなところで話をしていますが、とにかく話をするのがはばかられるような事が無いように、大きめの音楽を流したり、気配を感じさせない環境作りをしているつもりです。
仕事は「話」で作り上げられるものだと思って、ロバストを始めたので「作業」より「話」重視の場所です。
コワーキングスペースにとって重要だと思う事コワーキング・スペースの運営も3年を越しました。なんとか最低限の目標期間に達する事ができました。スペースの運営において大切な事として、ロバストの開設前から思っていたことは、場所の利便性だとか、装備品、あるいはコミュニティーよりも、「長くそこにある事」でした。場所の価値は、利用者さんに「タイミングが来た瞬間」に生まれるものだと思います。その価値は運営者が思う以上にいろいろな物があると思います。
だから利用者さんの「タイミング」が生まれるまで存続し続けて、そのタイミングでそっとお手伝いする事が大切だと思っています。
なので、低空飛行であっても負担にならない運営体制と収益構造を持たせるようにロバストの全体を設計し、自分が楽しいと思うスペースを作っています。
ロバストに集まる人はフリーランスや勤め人も居りますが、コンサルティングの仕事柄、そこそこの企業経営者が多かったりします。なので、いろいろな事が行われ、要望は多様化します。そういったことをいろいろ聞き、取り入れながら、3年間で最終的に行き着いたのは、自分がリラックスできて仕事が楽しいスペースにすると言う所でした。
なので、みなさんにもリラックスしに来てもらいたいと思ってます。
椅子は長時間滞在しても疲れないスチールケース社の様々な種類をそろえました。お気に入りの音楽、食べ物、アロマ、皆で楽しめると思う物を持ってきてもらえれば、ほぼ制限はしていません。 個室利用の際にお香を焚かれる方もおられます。
ロバストは、そうやって皆さんに楽しんでもらえ、私が心から楽しめる場所として、ずっと「ここ」にあり続けようと思っています。
2015年は、大学の助成事業申請の支援(コンサルティング)が本格的に忙しくなりそうなのですが、コワーキング・スペースが自分の仕事を支える場所になると思います。
流行ではなく、コワーキング・スペースが社会のインフラになるように、また1年頑張っていきたいと思います。
明日は、
JUSO Coworkingの
深沢 幸治郎さんです。
JUSOさんのやってる、音楽JELLY ロバストでもやりたいな・・・。
