おざなり厳禁!誠意を持って!

おざなり厳禁!誠意を持って!

どうせ忘れると考えず、誠心誠意対応しよう!

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認知症を発症している方とコミュニケーションを取る時、「どうせすぐに忘れてしまう」と考え、おざなりに対応する方もいらっしゃいますが、それはやめましょう。
本人も心のどこかで、以前の自分とは違うという不安感や焦燥感があり、何気ない言葉にも敏感になりがちです。
介護士からバカにされていると感じれば自尊心が傷つき、それ以来心を開いてくれない事もあります。
良い関係を構築するためにも、誠意を持って接するようにしましょう。

上手なコミュニケーションの取り方は、まず相手のペースに合わせることです。
他人から言葉や態度で急かされると焦りを感じたり、嫌な気持ちになるものです。
急いで欲しい時も相手のペースを乱さず、また話しかける時は必ず正面から相手の目をしっかり見て声をかけるのが基本です。

そして目線を合わせることも重要です。
相手よりも目線が高い場合は、膝を折って話しかけましょう。
介護士が上から話しかけるような姿勢だと、どこか見下されているような気分になるためです。
これは相手が立っていても座っていても行いましょう。

そして認知症に限りませんが、高齢者に対しては大きな声で分かりやすく話しかけます。
1つ1つ順を追って説明すれば、ある程度理解してもらうことは可能です。
敵ではなく味方なのだと理解してもらうことができれば、信頼関係が生まれ、介護もしやすくなるでしょう。
なお認知症の方の介護に関してはこちらのサイトも参考になるのでおすすめです。