オッス、オラ〇〇。
みたいな口調の友達が、昔に何人もいた。
みんないい奴だった。気さくでな。
今はどこで何をしているだろうか。
皆は幸せに暮らしているのだろうか。
ある日、俺達は南の島に旅に出た。この国からちょっと外に出たところの南の島て言ったらグアムだ。今思えば‥ 自分はとても憂鬱で、引っ込み思案で内向的なくそガキだったから、なんだかその空の広さに恐ろしくなってしまった。かわいいもんだよな?
明くる日、射撃場で銃を20発くらい撃ったあとにもらったマトの紙切れを見ると、弾丸は1つもど真ん中を貫いてはいなかった。俺は一体何をしてんだろって思ったのを昨日の事のように思い出せる
太陽の下で情けない気持ちで一杯だった。
アメリカンやロコの人々は楽しそうに、堂々と生を謳歌している。それに比べて自分はどうだ?
青っちろくてヒョーロク玉みたいで、自信なさげでオドオドしてるただの腐れJAPだ。自分の小ささに消えたくなった。
旅先で、こんなパラノイアみたいな事になってる奴なんてそうそういないだろう。遥か未来でこれを書いてる自分ですら笑っちまう位だ。
情けない20歳だった。でもベタではあるが、燃えるような夕陽と、どこまでも続いていそうなエメラルド色の海には心の底から感動した。走馬灯コレクションに間違いなく加わってる。背伸びしてよかったね。
私達の生はいつも絶望の中で産声をあげるのかもしれない。毎度うまく運べることはない、それでも何かをもぎ取って帰ればいい。
友達の顔が浮かび、なぜかそんな時の気持ちを思い出した日だった。
一億年ぶりのブログで晒していく。
フィクションなのかどうかはあなたに任せよう。もう背伸びはしないけれど。