9月2日から二週間、ローマ、ポンペイ、シチリア、チュニジアに行ってきた。

目的は古代の遺跡と自分のイタリア語とフランス語がどんくらい通じるのか確かめることのふたつがメイン。

夜中に久しぶりの羽田から出発。何回も乗ってるけど正直飛行機あんまり好きじゃない。

中継地点のドバイまで約9時間、そっからローマまで6時間。乱気流に何回も何回も突っ込んで、ずっとガタガタ揺れてて寝るとかそういうレベルじゃなかった。もっと飛行機が嫌いになった。


ローマ郊外のフィウミチーノ空港に到着。

そこから電車でローマのテルミニ駅に。ここは東京でいうと新宿駅みたいなところだ。
駅近くのホテルに到着。日本から持ってきたコンビニのおにぎりを食べて、疲れて寝落ちする。



翌朝、地下鉄に乗って定番の観光地、コロッセオへ
行ったことある人は絶対忘れられないと思うが、この地下鉄の落書きがひどい。以下はネットからの拾いものだけど、ほんとにこんな感じ。
モヒカンで肩パッドつけた乗客とかいそう って思ったけど、中は普通だった。

metro2metro1


数分でコロッセオに到着。観光客でごった返している。
ロシア人のおばさんに写真を撮ってもらうとき、「ひとりだけどいいの?」って言われて「大丈夫、一人で来てるから」って言ったら鼻で笑われた… あんまりひとりで旅行するって習慣はないのかな?

colosseo

colosseo2

自分2

碑文2
ヘブライ語を古代ギリシャ語で音写したものらしい。
読みは

1行目 エエータデ 2 ケイテ 3 プリメイティ 4 バメタ
5トゥーエンゴ 6 ヌーアテーエエウ 7 プレノントス 
8 エエーエイレーネーコイ 9 メーシサウトーン
となるはず。ただ、古代ギリシャ語文法は大学で一通りやったが、ヘブライ語の知識は全然ないので残念ながら意味はわからない。

碑文1こっちはラテン語の碑文。
意味は
デキウス・マリウス・ウェナンティウス・バシリウス、非常に(最も)高名で輝ける男、都市(都市=VRBSは十中八九ローマを指す)のプラエフェクトゥス(役職名)で貴族にしてコンスル(すごいざっくりいうと今の大統領みたいなもん)は忌まわしい地震(の破滅?)が打ち倒してしまったアリーナと観客席のところを自腹で直した。

ってなると思う。まちがってたらごめん。でもラテン語はけっこうやってるから全然違うってことはないと思うんだ。

中には上のようなラテン語、ギリシャ語碑文や石膏像、猛獣の骨などが大量に展示されていたよ。いちいち訳してると時間かかるからふたつだけ紹介。英訳かイタリア語訳くらい付けてくれると嬉しかったんだけどね。

次に続く。次はあんまり碑文とかの堅苦しい話はあんまりしないと思う。