☆repro既刊情報(6/27)☆ | 文学フリマへの道!

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ここでは同人誌作成までの日々と、各メンバーの好きなことを記事にしていこうと考えています(´・ω・`)
文学だとかマンガだとかアニメだとかゲームだとか音楽だとか

こんばんは。鳴向です。
来たる6/29(日)インテックス大阪にて開催されるそうさく畑2014夏に向けて、当日持っていく予定の既刊についてご紹介いたします。
そうさく畑当日のスペースはF-48bです。

★repro2号~秘密~
2号表紙

「秘密があるから、ヒトは人になれる」
世界と自分の間に境界線を引く、
「秘密」をめぐる、せつな系小説三篇。

<contents>
「光跡のアルケー ~変わりゆく世界~」淡夏
物質による第一世界と観念が支配する第二世界で成り立ち、科学と魔術の存在する世界。
魔法使いの高校生ケイは、恋や進路に悩みながらも精いっぱい毎日を生きていた。
しかし突然「巨大な目」が彼女の学校を襲い、日常は一変する。
理不尽に憤る少女の声が響いたとき、世界を揺るがす力を宿す、失われた魔法が目を覚ます――。
連載企画第一弾。
当日は、第二弾の予告ペーパーを配布する予定です。

「雨傘」鳴向
雨が降り続ける町。
そこでは、傘の柄が持ち主の心を表すと言われている。
そんな町に暮らす、自分の傘の柄が嫌いなとある少女が、傘のいらない町の外から来た男と出会い、一緒に町から出ようとするが……。

「クレーデレ」ふりゅう
高校生の頃、敬愛していた「彼」に裏切られてから、「全てと適切な距離を保ち、ただ
相手が存在するという事実以外は信じないこと」を信条として生きてきた「僕」。
大学生になった「僕」には、ユキとハルという男女の友人ができる。
三人の時間を大切に思う「僕」は頑なに信条を守ろうとするが――。

※repro最新号です。
秘密が形作る「自分」を巡る物語。
淡夏氏の「光跡のアルケー」は連載となっていまして、今回がその第一回です。
当日は第二回の予告ペーパーも配布予定ですので、ご一緒にどうぞ。

★repro1号~存在~
1号表紙

「だって、言ってるでしょ。
あなたが愛してくれたから、私はここにいるんだ、って。」
大切な誰かの存在を想う、せつな系恋愛小説三篇。

<contents>
「あなたが、愛してくれたから」淡夏
機械の身体が発達した世界、「精神」で結ばれた「私」と恋人を待ち受ける真実とは……

「指先は空を掻く」鳴向
記憶を失くした「私」の世話を焼いてくれる荘一くんと、妹の絵夢。
けれど次第に蘇る記憶に齟齬が現れ……

「その言葉」淡夏
とある少女の家にやってきた「彼女」。
少女から与えられる言葉の意味を理解したとき、「彼女」の中には確かな変化が起こる――。

※reproとしては二冊目の本です。
想う気持ちは救いとなるか、呪いとなるか。
赤い表紙が目印です。

★reproゼロ号~希望~
ゼロ号表紙
Twitter座談会に評論、旅行記、エッセイ、
そしてビタースイートな小説。
卒業間近の男子大学生のリアルを伝える雑誌です。

<contents>
「Twitter座談会~卒業論文~」
それぞれの卒業論文について、メンバーの淡夏、M、ルルロがTwitterで座談会を行った時の会議録。
テーマは、淡夏「魔法少女まどか☆マギカの示す新たな世界」、M「現象としての集団アイドル」。
各人が得意分野について熱く語ります。

「『サマーウォーズ』に見るヒーロー像」ルルロ
普遍性と独自性から見る、サマーウォーズの魅力とは。
そろそろ夏休み、またテレビ放映もあるかもですし、その前にご一読いかがでしょう。

「欧州旅行記 イギリス編/フランス編/ドイツ編」M
大学4年生の夏――人生最後の夏休みに出掛けた、ヨーロッパ一人旅の記録。
「希望に満ちて旅行することは、目的地にたどり着くより良いことである(スティーブンソン)」
旅した日々は過去になれども、紙面を追っている内に、今でも心は遠い彼の地へ飛び立つことができる。
旅行記って素敵ですね。

「ディスコミュニケーション」淡夏
ある日突然、人々がうまくコミュニケーションを取れなくなり、おかしくなってしまった世界の片隅の島。
他人との心の交流を諦めてしまっていた少女はある日、不思議なラジオ番組を耳にする。
おかしなパーソナリティはこう言った――世界中に愛を届けたい!

「副便器」やつい
本誌一の怪作。
コメント不可、百聞は一見に如かず。
このセンスはすごいと思うのです。
また文章書いてほしいなあ。(私信)

「ビタースウィート」淡夏
卒業の足音が迫る、最後のバレンタインデー。
忘れられない恋を持て余すユキナの、一世一代の決断の行方は――。

※reproとして出した記念すべき第一冊。
モラトリアムの出口に足を掛けた、懐郷と未来への希望に揺れる気持ちが詰まった本になっています。
残部僅少。

ではでは、当日お会いできるのを楽しみにしております。
どうぞよしなに。