胞状奇胎について自分のためにも書き残しておきます。
エコー画像あります。
胞状奇胎(ホウジョウキタイ)。
500人に1人、0.2%の確率で誰にでも起こる異常妊娠です。
とても稀なために日医大でも年に1ケタしかいないと言われました。
ついこの間、サッカー選手の奥様が
胞状奇胎で抗癌剤治療をなさるということでテレビでもやっていました。
私の場合経過が良好で、
この後5回目の自然妊娠も出来ているので(不育症なので流産でしたが)
経験者の方の励みになればと思います。
ちょうど1年前の出来事でしたが、再発するといけないので
経過観察はまだ続いています。
2014年11月、4回目の妊娠。
初めてヘパリン治療をすることになっていました。
杉WCで5週後半。
ヘパリン開始日。
今回、胎嚢をエコーで見るのはこの日が3回目。
11mmで過去3回の流産と同じで成長が遅かったです。
胎嚢の周りに黒い影が見えたのですが、
子宮内で出血している影だと思うから安静にするよう言われました。
自宅でヘパリン注射は怖かったです。
1週間後。
6週後半。
エコーは胎嚢の拡大写真です。
奇跡的に胎嚢の中に2mmの心拍が確認できました。
でも胎嚢の大きさは縮んで9.7mm。
ありえないくらい小さかったです。
先生は言わなかったけど流産はほぼ決まっていました。
それでも奇跡を信じてヘパリンは継続しました。
さらに5日後。
7週半ば。
第一声、心拍が見えなくなったと言われました。
わかっていたけど悲しかった。
それよりエコー画像が普通じゃありませんでした。
前回までいた子がどこにいるかわからない。
泡のような影が子宮いっぱいに広がっていました。
正常なエコー画像を見慣れている方にとっては
異様だと感じると思います。
胞状奇胎かもしれないと告げられました。
訳も分からず診察台の上で泣きました。
この日でバファリン・ヘパリンは中止。
紹介状をもらい翌日すぐに日医大を受診しました。
さすがに主人も連休を取って同席です。
胞状奇胎が進行すると抗がん剤治療になると説明を受けて、
死ぬんじゃないかと怖くなりました。
早く手術をしないといけませんでしたが、
バファリン・ヘパリンをしていたので
大量出血を避けるために薬の効果が切れる1週間後に手術が決まりました。
<胞状奇胎には2つあるようです。>
・核のない卵子に精子が受精して、
精子だけで絨毛が異常増殖する、「全胞状奇胎」。
・1つの卵子に2つの精子が入り、
絨毛の異常増殖と赤ちゃんも見える「部分胞状奇胎」。
私は胎嚢と胎芽が確認できていたので、
後者の部分胞状奇胎でした。
胞状奇胎になるとhCGが異常な数値に上がります。
私の場合、胞状奇胎の症状である
重いつわりや不正出血はありませんでした。
子宮内容の取り残しがないように手術は2回します。
それでもhCGが下がらなければ、
癌化した絨毛がさらに全身に転移していくので
その場合は抗ガン剤治療になります。
胞状奇胎、病名は知っていましたが
子宮外妊娠のほかにも、妊娠にこんなに恐ろしいリスクがあるなんて。
世の中に妊婦さんはたくさんいるのにどうして私なんだろう。
なんで一生懸命ヘパリン治療をした4回目の妊娠なんだろう。
不育症で苦しんでいる私にとっては一般的な流産でもひどい仕打ちなのに。
手術まで1週間、自宅でひたすら泣いて
時々生きている感覚がなくなることもありました。
進行すると増殖した絨毛が子宮の壁を突き破るとか
子供を望まない人は子宮を摘出する場合もあると聞いて
突然思い出しては恐怖でおびえていました。
ヘパリン注射でアザだらけになったお腹は見たくありませんでした。
②では手術、経過検診を書きます。


