INTRODUCTION OF THE SONG
父が好きだった曲。久しぶりに聴いたら「こんな曲だったっけ?」と違和感を感じたけど、当時すごく話題になって、よくTVで見た気がします。僕の家もCDを借りに行って録音をして聴いていました。裸にエプロン姿が世の男性たちを釘付けにし、父も当時小学生だった僕に「裸にエプロンっていいよな」と言ってきてドン引きしたのを覚えている。小学生の息子に性癖もらすなよなぁ。気持ち悪ぅ〜!

DAILY
そんな今日は父の誕生日だ
お父さん誕生日おめでとう
今ごろどこにいるのだろう
生きていたら今いくつなの
もう60は過ぎた頃だろうか
どんなおじさんになっていたかな
もう亡くなって20年が経つのか
早いなあ、あっという間だ
この20年間
父の誕生日を思い出したことはあまりない
まるで初めから居ないかのように流れてきた
だけど、今年はふと思い出したんだよね
そして母親に連絡したの
「今日ってお父さんの誕生日だっけ」
すると『そうだよ
』と返事が
母はどんな思いで過ごしてるのかな
入院中だからそれどころじゃないかな
結婚相手が亡くなるってどんな気持ちだろう
僕は父さんのこと、正直好きじゃなかった
母さんに暴力を振るうし多額の借金もあった
寝室は男臭いし、すぐ怒る怖い人って感じ
亡くなった時も不思議なほど悲しくなくて
怖い人がいなくなって良かったと感じてた
だけど大人になってから話を聞くと
怖くて嫌いな人から
不器用で可哀想な人
に変わったんだよね
7人か9人兄弟の末っ子として生まれたけど
望まれて生まれた訳じゃなくて
産みたくなかった子らしいんだ
だから大切にされなかった
お葬式の段取りをする時
家に父の家族が死体を見に来たとき
「安く済ませたいから身体も洗わなくていい」
と言ったのを今でも鮮明に覚えている
その言葉を聞いた母はとても驚き
泣きながら抵抗していたけど
その言葉を聞いて感じたんだ
愛されてないなって
どんな幼少期を過ごしたのかな
どんな思いを感じながら学生を終え
どんな思いで県外に就職したのかな
家族から逃げるように
どこか居場所を求めて
逃げるように県外に就職したのかな
なんて想像したら切なくなる
きっと寂しいことも
多かっただろう
愛を知らずに育ったから
人の愛し方が分からなかったんだ
そんな風に思えるようになってから
心の中で父を許せるようになって
会いたいって思うようになったんだ
もう叶わないけど
一緒にお酒を飲みたかった
もう忘れてしまった声が聞きたい
産んでくれてありがとうと
いつか思えるようになりたいな
写真は幼稚園くらいの僕
東山動植物園での写真かな
もっとたくさんの思い出を作りたかったけど
数少ない思い出を大切に生きていくしかないね
厳しかった父に褒められるような日々を過ごしたい
今日は仏壇に手を合わせて
ハッピーバースデーでも歌おうかな
ずっと誕生日をスルーしていてゴメンね
来月はお墓をキレイにしに行くから待ってて
そういえば13年くらいで生まれ変わるんだっけ
あまりそんな話は信じていないのだけど
もしそうだとしたら今頃転生して
小学生でもしているのかな
だとしたら笑える
いや
会
っ
て
ハ
グ
で
も
し
て
あ
げ
た
い
な
一歩間違えたら逮捕されそうやけど
来
世
で
は

さ
れ
て
長
生
き
し
ま
す
よ
う
に