お互い仕事が休み予定の今日


昨日の夜に私の休日出勤が決まった


「明日朝から仕事になっちゃった。休み?」


「休みの予定。」


「そっかぁ。ごめんね」


「うん、頑張ってね」


だいたいいつもこんな感じ。


朝、私は仕事へ

昼頃仕事が落ち着いて帰宅


彼は家にいなかった

帰宅時間も不明


片付けが嫌いな私、、、

洗濯だけでもやらな。と動き始めたのが3時ごろ


「今日夜ご飯なにがいい?」


私が聞くと彼から外食のお誘い


「18:00ごろに帰るから何食べたい?」


「うーん、パスタかな」


「了解。めっちゃ混んでる」


彼のインスタには渋滞の様子が…


渋滞が大嫌いな彼、嫌な予感…



案の定帰ってくるなり不機嫌全開


いや、分かる。大変だよね。

ちなみに彼の通勤は1時間〜1時間半。

混むとなかなか大変な道のり。

私の職場に近い場所で同棲しているので

彼にはかなり不利な条件。


あれ?でも今日休みって言ってたな…

メダルゲームしに行ってたのかな?

彼には地元にお気に入りのゲーセンがある。

たびたびメダルゲームをしに行っては深夜を回って帰ってくるほどにお気に入り。



「今日は何してたの?」


「仕事の連絡したり。」


「ありゃ、仕事になっちゃったのか」


「いや、家にいてもダルいし。僕そらちゃんみたいに昼から寝たりできないから」


……うーん…

ここでお疲れ様と言えればよかった。


言い方に棘を感じ、昇華するまでに数秒


「そっかぁ。混んでたよね。お疲れ様。やだったね」


「やばい。うごかなかった。まじ疲れた」


やはりなんだか機嫌が悪い


どうしよう…せっかくの外食なのにな…


ちなみに25日が記念日。一年と2ヶ月。


それもあっていい雰囲気でご飯がしたかった。


とりあえずこれ以上悪化しないように、余計なことを言わないように黙る私


「はぁ〜…」


30分の間にため息が数回


お店に予約の電話をかけ始めた彼


ほんわりした雰囲気の外見に似合わず意外と短気


店側が電話に出なかったりすると

即座に切り捨て、二度とそこにはいかない


やっと予約が取れたお店に向かうため家を出た。


駐車場まで徒歩2分。


ヒールの高い靴が好きな私はたいてい置いて行かれる


今日も置き去り。

悲しい。。


立ち止まってみても基本彼が振り返ることはない

悲しい。。


仕方がないので背筋を伸ばして張り切って歩く

そうするといい女感が出て、別に1人で歩けるし。

と、謎の自信が湧いてくる


こういう時の車の運転は大抵彼


私が運転すると横から文句が飛んでくるので

長距離じゃない限り買って出ることはない


車中、彼は独り言が多い

それは別にいい。

ただ、私が話しかけても返ってこないことが多い

寂しい。。


「明後日から出張やん。お土産待ってる〜」


「あ、ここマックできたんや」


…………キャッチボールは基本できない。

壁当ての方がまだマシだと毎回考える


数回に一回は少ししてから興味のなさそうな返答が返ってくる


今日新幹線のチケット買ったりホテル予約したりしたけど、めっちゃいいホテル取ったしご飯も豪華やった」


そう、出張の話ではあるが、本題は少しズレる。

私の投げたボールは大概場外ホームランされる。

私の彼はきっと大谷翔平なんだ。

そう思うことにしている。


まぁいいや…流されるならこっちも適当に流しとこ


「……へぇ〜いいな」


いつもならこの調子での会話が車の中で行われる


誰もが感じる違和感を私も感じているが、

大抵人は環境に慣れるものだ


しかし今日は違った


彼からの衝撃の一言が放たれた。


「噛み合わんなぁ」


え?今この人なんて言った?


噛み合わん…?え、誰のせい?



私の頭の中はパニックだ


そら奥歯に犬歯ぶち込んでくるんやから

噛み合わせもわるなるて。


と、言えればいいのかもしれない。

無理だ。


「えー、そう?」


逃げた。

ピッチャーフライに背を向けて逃げてみた。


会場からは大ブーイングかもしれないが、

これからご飯に行くのに真っ向から戦うことはできない。そんなことをすれば胃の痛くなる雰囲気の中ご飯を食べなければならない。まさに戦場のメリークリスマス。


結果もやもやとしたままお店に到着。


その店にパスタは無かった。

とても残念。口はもうパスタの口だ。


しかしそんなことはお首にも出さない。

なんてったって楽しくご飯を食べるために

既になかなかな我慢をしている。

パスタを我慢するくらいなんてことない。



店員を待つことも嫌いな彼。

私が飲み物を決めるのに時間がかかり

少しイライラ。すまん…


ご飯は美味しく、雰囲気も和やかにディナー


しかし会話は安定の壁当て状態


もう正直いってここは諦めている


「これ美味しい〜コーンスープ好きになりそう」


「僕前に愛知でこういう雰囲気のレストラン行ったわ。名前なんやったかなー」


心底どうでもいい。

今はコーンスープの話をしています。


とは言えない私。

愛知の話を掘り下げていくが、

よく知りもしない彼の友達と

よく知らない土地の話。。

なにを面白いと思えばいいのか分からない


気のない返事に聞こえないよう声のトーンを上げて相槌。

もう女優になれるのではないだろうか


彼と出かけると大抵


寂しい、悲しい、せっかくなのに楽しくない


そう思ってしまう私がいる

好きなのに…出かけると不満と不安ばかり



メンヘラな自覚はある


しかし彼ももう少し私に歩み寄ってくれてもいいのではないだろうか



このストレスの積み重ねで私はよく泣く


泣くが彼には理由が言えない


なぜ言えないのか。

分かっているはずなのに答えを出すことを拒否している私がいる。

考えるとぼやっとしてまとまらなくなってしまう

きっとここを解決しない限り私達の関係は良くならないし進んでいかない。


分かっているのにできないこと


夏休みの宿題と同じで一番厄介な課題だ。


大人になって解決をしたい。



日々あったことをこうして日記にする

客観的にみて私にある駄目なところを改善していけたらと思っている。


きっともっと思っていたことは多く、複雑だった

でも眠いから今日はもういい。



おやすみなさい